まめなアップデートで、オンラインコミュニケーションをどんどん快適なものにしてくれるZoom。
先日公開されたばかりの「バージョン5.2」では、フィルターや明るさの調整など、見た目をカスタマイズできる機能が追加されています。
「そろそろ画一的な複数画面に飽きてきた…」という方にとっては、ちょっと新鮮な。また、照明やマイクにあまりお金をかけたくない方にとってもうれしいZoomの新機能をご紹介していきます。
見た目を簡単に変えられるビデオフィルター
Zoom飲みなんかを盛り上げてくれそうなフィルターは、設定パネル「背景とフィルター」の「ビデオフィルター」タブにある一覧から選べます。
カラーフィルター(白黒、シナモン、クリーム…)、フレーム(劇場、レトロなテレビ、ひまわり…)、アクセサリー(マスク、サングラス、ウサギ…)が豊富に用意されていて、装着すればバーチャル感がアップ。複数画面表示では多彩な見た目になること間違いなしでしょう。
画面の明るさが細かく調整できるように

個人的に一番利用したいと思ったのが照度の調整機能。「ビデオ」の設定に、「低照度に対して調整」項目が追加されています。
プルダウンで手動を選ぶことで、スライダーにて画面の明るさを調整できるようになります。これでLEDライトは不要になるかも。
背景音の調整がパワーアップ
真剣にミーティングしているときに家族の声が入り、急に生活感が出てしまうことがありますよね。おそらくそんなユーザーの声を拾ってくれたのでしょう、今回のアップデートでは背景音の調整機能が強化されています。
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「オーディオ」にある「背景雑音を抑制」項目では、自動+3段階の中から調整レベルを選べるようになっています。
デフォルトの「低」では、ヨガなどでほのかなBGMが必要なときに。「高」になると強力に背景音を抑えてくれるようです。
PowerPointのスライドをバーチャル背景にできる

まだベータ機能ですが、PowerPointやKeynoteのスライドを、バーチャル背景として挿入できるようになりました。

設定は、ミーティング画面で表示されるコントロールバー「共有画面」の「詳細」タブから。
これで自身の映像がプレゼン資料と一体化します。映像の位置や大きさ画面に合わせて変えられますよ。もちろんスライドの操作ができるため、プレゼンの説得力が増すんじゃないでしょうか。
ハートやクラッカーが追加されて反応が6種類に

さらには、反応が6種類に増えるといった細かい追加も。こうした機能はZoom5.2にアップデートするとすぐに使えます。
オンラインでのやり取りが増えるなか、服装や化粧、ジェスチャーといった旧来のノンバーバル・コミュニケーション・ツールよりも、バーチャルなものがハバを効かせるようになりそう。ニューノーマルへの対応はお早めに。
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Image: Zoom
Source: Zoom