パソコンのストレージがしょっちゅう足りなくなって困っている人は、そろそろ重い腰を上げて、対策に乗り出してみてはいかがでしょうか。

パソコンについつい不要なデータをため込んでしまう人は少なくありません。有料ストレージの追加を考えている人もいるかもしれませんが、これを機に、不要なものが無料でクリーンアップされるよう、パソコンで設定しておくことも考えてみましょう。

Windowsパソコンのビルトイン機能でジャンクを削除しよう

ストレージセンサーの画面
Screenshot: Pranay Parab

Windowsパソコンには、不要なファイルを取り除いてくれる「ストレージセンサー」機能が内蔵されています。

ストレージセンサーを一定のスケジュールで実行するように構成するのは簡単です。または、ストレージスペースが足りなくなってきたら、自動に実行されるようにすることもできます。

設定さえしておけば、ごみ箱に入っている古いファイルや一時ファイルが自動的に削除されますし、どんなファイルが各ドライブのスペースを食っているのかも把握しやすくなります

ストレージセンサーを設定する時は、「設定」>「システム」>「記憶域」の順に選択してください。サイズの大きなファイルやフォルダーの詳細が、右のウィンドウに表示されます。

ストレージセンサーを構成する方法

ストレージセンサーの構成方法は以下の通りです。

1. 「ストレージセンサーを構成するか、今すぐ実行する」のオプションをクリックする。

2. 「ストレージセンサー」の下にある「オフ」ボタンをクリックし、ストレージセンサーを「オン」に切り替える。

3. 「ストレージセンサーを実行するタイミング」の下から、希望する自動クリーンアップのタイミングを選ぶ。

また、「ディスクの空き領域の不足時」を選ぶと、ストレージが不足してきた時にストレージセンサーを実行できます。

このページにはほかにも、不要なファイルを削除してくれる「アプリで使用されていない一時ファイルを削除」などの便利なオプションがあります。

ごみ箱に移動してから次の期間が過ぎたファイルを削除する」の下にあるドロップダウンメニューをクリックすると、1~60日のオプションが選べます。選んだ期間が過ぎると、ごみ箱が自動的に空になる仕組みです。

開かれないまま次の期間が過ぎた[ダウンロード]フォルダー内のファイルを削除する」も便利です。このオプションを使うと、一定期間使っていないファイルを、ダウンロードフォルダーから自動的に削除できます。期間は1~60日から選んで指定できます。

ディスクのクリーンアップを自動化する方法

ディスクのクリーンアップの自動化
Screenshot: Pranay Parab

ディスククリーンアップ」ユーティリティでも、ストレージスペースを自動で解放できます。

こちらの方法では、シンプルなコードを「コマンドプロンプト」に入力する作業が必要です。けれども、先ほどの方法と同じぐらい簡単なので、ご安心ください。設定に必要なのは、アカウントの管理者特権だけです。

1. 「Windowsキー+X」を押し、メニューから「Windows PowerShell(管理者)」を選ぶ。

2. コマンドプロンプトが開いたら、「cleanmgr /sageset:9000」と入力する。(この数字は、お望みなら、別の数字(0~9999)に変えてもかまいません。)

3. ダイアログボックスが開いたら、そこから自動でクリーンアップしたいファイルを選ぶ。

4. ファイルを選んだら、「OK」をクリックして、PowerShellウィンドウを閉じる。

5. Windowsの検索ボックスを使って、パソコンの「タスクスケジューラ」を開き、「操作」>「基本タスクの作成」の順に選択する。

6. タスクに名前説明を追加したら、画面に表示されるプロンプトに従って、スケジュールを設定する(「毎日」「毎週」「毎月」「コンピューターの起動時」など)。

7. スケジュールが決まったら、「操作」タブを開き、「プログラムの開始」を選ぶ。

8. 次のページで「C:\Windows\system32\cleanmgr.exe」を入力し、「次へ」をクリックする。

9. 表示されるスケジュールに問題がなければ、「完了」をクリックする。

これで、設定したスケジュールに合わせて、ディスククリーンアップが特定のファイルを自動で削除してくれます。

特定のフォルダーからファイルを削除する方法

特定のフォルダーからのファイル削除
Screenshot: Pranay Parab

ストレージスペース問題の原因が「ダウンロード」や「ドキュメント」などの特定のフォルダーにある場合は、別の方法を使うと、これらを削除できます。

パソコンの「メモ帳」を開き、新しいノートに以下のコマンドをペーストしてください。

forfiles -p “C:\Users\YOURUSERNAME\Downloads” -s -m . /c “cmd /c Del @path” /d -60

これで、60日よりも前のすべてのファイルが、パソコンの「ダウンロード」フォルダーから削除されるように事前構成されました。あとは「YOURUSERNAME」の部分をあなたのアカウントのユーザーネームに置き換えれば、OKです。

コマンドプロンプトをカスタマイズする方法

自動クリーンアップされるフォルダーを変更したい時は、パスを変えましょう。つまり「C:\Users\YOURUSERNAME\Downloads」の部分です。

エクスプローラー」でフォルダーをどれか開き、アドレスバーからそのパスをコピーします。コマンドの「-s」の部分は、ファイルの削除中に「ダウンロード」フォルダー内のサブフォルダーも対象に入れるようにと、オートメーションに求めることを意味しています。

サブフォルダー内のファイルを削除したくない場合は、この「-sの部分を取り除きましょう

なかでもいちばん興味をそそられるのは、「-m *.*」の部分です。このパラメーターで、フォルダーから特定のファイルタイプを選択できるのです。これを「-m *.jpg*」に変えると、JPGファイルだけが削除されます。

あるいは、削除の対象を「.pdf」や「.png」などののファイルタイプに変えることもできます。注意すべきは、コマンドに*.*を入れておくと、対象のフォルダーからすべてのファイルが削除される点です。

最後は、ファイルが削除の対象になるまでの期間を決められる「/D」です。「/D -30」なら、30日よりも前のファイルが削除されます。この数字を好きな数字に変えましょう。

こうすることで、コマンドを自分のニーズに合わせてカスタマイズできます。カスタマイズが終わったら、「ファイル」>「名前を付けて保存」の順に選択し、「DeleteAutomatically.bat」の名前でファイルを保存します。

実は、ファイル名自体にはたいして意味がありません。重要なのは「.bat」の拡張子です。通常のtxtファイルとして保存しないように気をつけましょう。

これで、再びタスクスケジューラを使って、前のセクションで述べたように、一定の間隔でプログラムを実行できるようになりました。

プログラムを選択する時には、「参照」のオプションを使うと、「DeleteAutomatically.bat」などの名前をつけたファイルを見つけることができます。

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