Googleが、新しい「後で読む」機能をテスト中です。
文字通り、ブラウジング中に見つけた記事やリンクを後で読めるように保存しておける機能です。
保存されたリンクは、Chromeのブックマークメニューに新しく設けられた「リーディングリスト」セクションに表示されますが、通常のブックマークのように永久に保存されるわけではありません。
同様の機能を持つアプリやアドオンは他にもありますが、この「リーディングリスト」は Chrome のインターフェイスに組み込まれているため、サードパーティのアプリやアドオンは不要です。
うまく使えば、タブを開きすぎたり、ブックマークが増えすぎてわけがわからなくなることもありません。
iOS版は標準搭載、そのほかは試用中
この「後で読む」機能は、iOS版には標準搭載されていますが、Android、Windows、Macでは、Chromeの実験フラグをオンにすることで試用が可能となります。
フラグを有効にするには、Chromeで新規タブを開き、chrome://flags/#read-laterにアクセスします。
[Read Later]という項目のドロップダウンメニューをEnabled(有効)に設定し、Chromeを再起動してください。
Chromeの実験的な設定をいじりたくない場合は、Chrome Canary をダウンロードすることもできます。
Chrome Canary のバージョン90 では、デフォルトでこの機能がオンになっています。
ただし、Canary は未完成の機能をテストするためのものであり、安定性が低く、バグや問題が発生する可能性があることを覚えておいてください。
Canaryを使えば、今回の機能のほか、画面共有中にChromeの通知をミュートする機能などを試すことができます。
Chromeで「後で読む」機能を使う方法

デスクトップ:
- Chromeのナビゲーションバーにある星のアイコン(ウェブサイトをブックマークするときに使うのと同じアイコン)をクリックする。
- [リーディングリストに追加] を選択し、ページを閉じる。
- リストに追加した記事を読む準備ができたら、ブラウザの右上にある[リーディングリスト]をクリックする。注:リーディングリストが表示されない場合は、新しいタブを開くか、ナビゲーションバーを右クリックして、[ブックマークバーを表示] を選択する。
- リストにある目的のリンクをクリックして、ページを開く。用が済んだら、既読マークをチェックするか、[X]ボタンをクリックしてリストから削除する。
モバイル:
- リンクやURLをタップして長押しすると、クイックオプションメニューが表示される。
- [後で読む]をタップすると、Chrome のリーディングリストに保存される。
- リーディングリストを開くには、3点ボタンをタップしてから、[ブックマーク]>[リーディングリスト]を選択する。
- ここで、保存したリンクを開いたり、既読マークを付けたり、リストから削除することができる。
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Image: Shutterstock
Brendan Hesse - Lifehacker US[原文]