昼休みに散歩したり、夜は裏庭に出かけたり、コロナ禍でも外出はかかしませんでした。
なぜなら、その効果が科学で証明されていることを、本能的にわかっていたからです。自然の中に身を置くことは、身体的にも精神的にも良いのだということを。
週に2時間は外にいる時間を取ろう
数年前、英国政府が2万人を対象とした調査結果をもとに、どれくらいの時間を屋外で過ごせば、効果を感じられるのかを推定しようとしました。そして、週に2時間(またはそれ以上)であると結論づけました。
2時間という数字が、誰にでもあてはまるとはかぎりませんが、あなたと子どもが心身の健康と幸福を保つうえでの、具体的で達成可能な目標であることは間違いないでしょう。
散歩やハイキング、公園へのお出かけ、裏庭でのバーベキューなどを楽しみながら、一週間をとおして、この目標を達成することができます。
ようやく暖かくなってきた今こそ、このチャレンジに家族で取り組む良い機会です。家族みんなで屋外で楽しめることを考えて、週の目標を達成しましょう。
効果のピークは5時間
最初は2時間を目安にしますが、すでに屋外活動を活発に行なっている家庭なら、週に200〜300分(約3〜5時間)を目標にするといいでしょう(この研究で、効果のグラフが200〜300分でピークに達するという結果が出ている)。
子どもたちが、自分の屋外活動の時間を記録するようになったら、自己記録の更新を目指すようになるかもしれません。
このチャレンジに取り組むときに念頭に置いてほしいのは、屋外ならどこでも同じではないということです。自然ができるだけ豊かな場所が望ましいのは言うまでもありません。
つまり、街中を散歩するよりも、木々のある公園に出かけたほうが良いということです。
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Source: The Wall Street Journal, Fast Company, Science Report
Meghan Moravcik Walbert - Lifehacker US[原文]