Amazonが最近、スマートディプレイのEcho Show5とEchoShow8の第二世代モデルを発表しました。
どちらもアップグレードされたカメラと最新のAlexa機能を搭載していますが、ハードウェアの仕様と対象ユーザーは異なります。どのような変更が成されたか見てみましょう。
カメラがぐっと高機能になったEcho Show 8

今回更新されたEcho Show 8(第二世代)スマートディスプレイには、2018年の第一世代のモデルと共通する点がたくさんあります。
デバイスのサイズは同じで、解像度1280x800の8インチのスクリーンと2インチのステレオスピーカーを備えています。
しかし、フロントカメラに関しては、第一世代がたった1メガピクセルだったのに対して、2021年発表の第二世代は、高性能の13メガピクセルまでアップグレードされています。これにより、ビデオ通話のクオリティが大幅に向上するはずです。
この新しいカメラは、昨年発表されたEcho Show 10のカメラと同じ自動フレーミング技術も使用しており、被写体の顔をフレームに収めるようにダイナミックに調整します。
今回発表された第二世代のEcho Show 8は、日本では14,980円から予約注文が可能です。
新色が追加されたEcho Show 5

Amazonは、第二世代のEcho Show 5も発表しました。第二世代のEcho Show 8と同様に、一番変わったのはカメラですが、それほど大々的なアップグレードはされていません。
2021年発表の第二世代のEcho Show 5のカメラは2メガピクセルになりましたが、2019年に発表された第一世代のカメラは1メガピクセルなので、ほんの少し良くなっただけです。
デバイスのカラーは、既存のグレイシャーホワイトとチャコールの他に、新色の「ディープシーブルー」が追加されました。
第二世代のEcho Show 5の価格は日本では8980円で、第一世代は1000円安い7980円になっています。現在先行予約可能です。
初登場のEcho Show 5 Kids
第二世代の標準Echo Show 5に加えて、AmazonはEcho Show 5 Kidsも発表しました(この記事の執筆時点で、日本では未発表です)。
Echo Show 5 Kidsは、その「カメレオン」テーマにより、標準のEcho Show 5とは視覚的には一線を画していますが、ハードウェアは共通です。

サイズ、カメラ、画面、スピーカーは両モデル共通ですが、Echo 5 Kidsは、ペアレンタルコントロールがプリインストールされており、子ども向けコンテンツに特化している点が、標準モデルとは異なります。
Echo Show 5 Kidsを購入すると、子ども向けのアプリ、ゲーム、本、映画、テレビ番組を含むAmazon Kids +と呼ばれるAmazonの家族向けストリーミングサービスを1年間無料で利用できます。
Echo Show 5 Kidsが何らかの理由で故障した場合、無料で交換できる2年間の「安心保証」もあります。
第一世代のEcho Show 5 とEcho Show 8は値下げに
第二世代のEcho Show 8とEcho Show 5、およびEcho Show 5 Kids(日本では未対応)で現在予約注文を受け付けており、数週間以内に発売されますが(日本では6月9日に発売予定)、第一世代のEcho Showも割引価格で購入可能です。
2018年発売の第一世代のEcho Show 8は日本では12980円になっており、2019 年発売の第一世代のEcho Show 5は日本では7980円に値下げされていて、まだ在庫があります。
カメラ機能が最新モデルより劣ることが気にならないなら、カメラ機能以外は、第一世代と第二世代はほとんど同じなので、第一世代のモデルを買うのも悪くないかもしれません。