3月16日の月曜日、株式市場は1987年以降最大の値下がりをしました。その後、市場は反発して一時回復しましたが、また大幅に下落、また上昇に転じています。
乱高下続く今、当面の間、投資は間違いなくいつも以上のリスクがあるでしょう。
下落が続くベアマーケットで、自分のお金をどのように扱えばいいのでしょうか?
それは年齢や、いつ現金が必要になるかにもよります。
ミレニアル世代(もしくはその辺りの年齢)の場合
CNBCは3つの戦略を提案しています。これは、定年までまだ時間がかなりある人たちには特に有効だと思います。
最初に非常時用の貯金を蓄える
毎月の出費の最低でも3カ月分は十分まかなえるだけの貯金がない場合は、それを最優先事項にしましょう。ベアマーケットで一番やってはいけないのは、生活費をまかなうためのお金を引き出すことです。
投資したものには手をつけずそのままにして、もう一度値上がりする機会を待ちましょう(株価の損失は売るまでは発生しないと覚えておいてください)。
ドル・コスト平均法を続ける
株価が上がっても下がっても、定期的に投資をするのが「ドル・コスト平均法」です。CNBCのKaren Gilchrist曰く「定期的に買うのは、どのタイミングで買うかよりも重要」だそうです。
安価なインデックスファンドや投資信託を選ぶ
自分の選んだ株に運を任せるのではなく、市場全体をカバーする投資商品を選びましょう。
定年が近い場合
定年までの時間がもう少し短い人たちの場合は、市場にお金を投資するよりも、市場からお金を回収することを考えているのではないでしょうか?
「Money.com」では以下のようなアトバイスをしています。
株価が回復するまで待つ
株価は再び回復する可能性が高いです。予想よりも早いかもしれません!今売るのは、株価が回復する前に自分の損失を確定するということです。
最初に債権を売る
生活費をまかなうために投資の一部を売らなければならない場合は、損失が一番少ないものから売りましょう。債権を売っても、まだ投資したものを換金しなければならない場合は、一番パフォーマンスのいい株を選んでください。
忘れないで欲しいのですが、私はプロの投資アドバイザーではありません。ですから、ご自身の投資ポートフォリオの管理について特別なアドバイスが欲しい場合は、金融アドバイザー(できることなら信頼できる)にきちんと話を聞いてください。
それ以外の人は、今後の非常事態や生活費をまかなうのに必要な現金は取っておき、苦しくても投資を続け、株価が回復するまで株は売らないようにしましょう。
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Image: Shutterstock
Source: The New York Times, CNBC, Money.com
Nicole Dieker - Lifehacker US[原文]