新しく出会った人の名前って、なかなか覚えられませんよね。特に大変なのが、イベントなどで一度にたくさんの人に出会ったとき。
なぜ人の名前は覚えられないのか?
カリフォルニア大学デイビス校でMemory and Plasticity(記憶・可塑性)プログラムのディレクターを務めるCharan Ranganath氏は、Time誌のインタビューで、その理由をシンプルに解説しています。
同氏によると、私たちがものごとを忘れてしまう理由は、関心がないから。出会ったばかりの人が今後の友達になるかどうかなんて、誰にもわかりません。それどころか、もう二度と会わないかもしれないのです。そんな人の名前を覚えるなんて、脳みその無駄遣いじゃありませんか?
名前は語呂合わせを使って覚えよう
人の名前を覚えるのが苦手な人にRanganath氏が勧めているのが、語呂合わせを使った覚えかた。たとえばWalterさんなら「Walter the Writer」、Bobさんなら「Bob the Beatboxer」という感じです。
このように、名前を何かと関連付けて覚えておけば、あとで思い出しやすくなります。もう1つ便利なのが、会話の中でその人の名前を言う方法。使っているうちに定着するのでオススメです。
とはいえご安心を。どれもうまくいかなければ、もう一度名前を聞いてもまったく問題ありませんよ。
Image: fizkes / Shutterstock.com
Source: Time
Emily Price - Lifehacker US[原文]