iOS 14.6の更新で、音声による指示でiPhoneのロックを解除したり、ファミリーグループ向けの新しいApple Pay機能など、素晴らしい新機能が導入されました。
しかし、iPhoneのバッテリーのパフォーマンスが劇的に低下することも報告されています。
iOS 14.6のロールアウトから数日後、多くのiPhone所有者が突然バッテリー寿命が極端に短くなったことや、デバイスが過熱することが報告されました。
Appleのサポートフォーラム、Reddit、およびソーシャルメディアでの多数の投稿から判断すると、この問題は広い範囲に及んでいます。
この記事の執筆時点では、Appleは原因を明らかにしておらず、パッチが出るかどうかも示していませんが、いくつかの見込みのある回避策があるので、当面の間はそれを試してみましょう。
バッテリーの消耗が激しいアプリを削除する

2021年5月26日午前4時31分、rouhaanに返信
こちらもハイパワー使用、iPhone XS、24日14.6にアップグレード。
私の場合、犯人はAppleのポッドキャストアプリのようです。
設定のバッテリー画面で、ポッドキャストアプリは過去24時間でバッテリーの44%を使用していると表示されており、バックグラウンドでの実行と記載されています。
昨日は55%だったので、使用率が下がっているか、確認した時間が早いだけかもしれません。
この2,3日で、私はおそらく2つのソフトをリセットしました(音量大ボタン、音量小ボタン、サイドボタンを長押し)。ポッドキャストアプリを閉じるとバッテリーの消耗が解消するかどうかまだ試してみていません。
私は、これまでiPhoneをアップグレードしても、こんなふうにバッテリーが激しく消耗することはありませんでした。
14.5や14.5.1にアップグレードしたときも、他のユーザーからこの問題が報告されていましたが、私は問題ありませんでした。
翌日に普通に戻るなら問題ないのですが、この状態が続くと、バッテリーの消費が速すぎて1日ももたないので困ります。(aiharkness)
一部のアプリが原因?
ZDNetの報告によると、一部のユーザーが、Apple PodcastとApple Musicのアプリが通常よりも多くのシステムリソースを使用していることに気付き、これらのアプリを削除したところ、バッテリーを激しく消耗する問題は解決しました。
ただし、これは普遍的な修正ではありません。
これらのアプリは一部のユーザーのiPhoneでは問題なく機能しており、これらのアプリをまったくインストールしていないユーザーもいるので、この問題はOSの別の場所で発生していることを暗示しています。
「設定」→「バッテリー」で、Apple Podcast、Apple Music、またはその他のアプリが余分な電力を消費しているかどうかを確認できますよ。
このメニューには、デバイス上のすべてのアプリと、それらが使用するバッテリー寿命が一覧表示されます。
iPhoneのバッテリーを使いすぎているものがあるときは、それを削除して、問題が解決するかどうか確認しましょう。
ただし、重ねて言いますが、この対策は、すべての人に効果があるわけではありません。
画面の明るさの自動設定を変えてみる

私は、確信はありませんが、この問題を修正する方法を見つけたと思います。正確には修正ではありませんが、私の場合、明るさの自動調整がオフになっていたことがわかりました。
オンにしてみたら、今のところ問題は無いようです。皆さんも試してみて、改善したかどうか教えてください。 (rouhaan)
明るさの自動設定をオフにすると、通常のバッテリー使用量に戻ると主張するユーザーも。
もちろん、Podcastアプリを削除する解決策の場合と同じで、これも、すべての人に効果があるとは限りません。
実際、効果が低いように見えますが、多くの人は、明るさの自動調整を既にオフにしていて、それでもこの問題は継続していると語っています。
それでも、1度は試してみる価値はあります。明るさの自動設定に行くには、「設定」→「アクセシビリティ」→「ディスプレイと明るさ」 と進みましょう。
公式パッチの発行が待たれる
偶然同時に提案されたこれらの非公式の回避策が、Apple (またはこの問題を調査している多数のユーザーのうちの誰か) がこの問題を解決してパッチが発行されるまでは、最善の手当てです。
Source: Communities, Reddit, Twitter, ZDNet