人生は大きな決断の連続です。卒業証書を受け取り、進路について考える時期は特に、いろいろなことを考えさせられます。
そのことを念頭に置きながら、今回は「どこに住むべきか」から「どこで働くべきか」まで、人生における決断の後押しとなるアドバイスをご紹介しましょう。
もちろん、今すぐ決断しなければならないことではないかもしれませんが、自分のためにも計画的に取り組みたい10の決断です。
大学の専攻を決める

高校を卒業する人は、若者になって決めなければならないおそらく初めての決断が、どの大学に行くかでしょう。それは、どんなことを勉強したいかにもよります。一般的な大学ランキングは当てにならないので、「自分が何を専攻したいのか?」と自問する方が大事です。
早い時期にいくつかの専攻について調べ、就職の可能性について考え、できるだけ自分にとってベストな大学や専攻を選べるよう調査しましょう(その時点で得られる情報を元に)。専攻によって、収入がどれくらい違うかを知っておくのもいいかもしれません。
職業を決める

大学での専攻や学位で職業が決まることはよくありますが、必ずしもそうとは限りません。(私のような英語専攻の人間が全員、英文学に直接関係ある仕事をするわけではありません)専攻に関係なく、人生のある時点で、どんな仕事をするか決めなければなりません。
コネやツテを頼ったり、先輩を訪ねたりして、様々な職業で実際にどのように働いているのか、内部情報を知ることができます。
また、もっと一般的な、自分のキャリアパスを決める時に考えるべきことについての記事もあります。
転職するかを決める

親世代とは違って、今ではかなり一般的になりましたが、もっと稼げる別の仕事に転職することもあるかもしれません。転職する前に、知っておくべきことがあります。収入だけでなく、全力で仕事に取り組めるだけのスキルや経験があるかどうかも変わってきます。
転職は大きな決断ですが、40代や人生の後半で医学部に通っている人たちの話を聞くと、自分の好きな仕事に集中できるのであれば、仕事を変えるのは間違いなく価値がある、ということを教えてくれます。
学校や大学院に行く

仕事のキャリアを変える場合、学校に行き直したい、もしくは行き直す必要があるかもしれません。または、キャリアアップのために大学院に行くことを考えるかもしれません。
この計算式は、大学院に行くことは金銭的に見合う価値があるかを教えてくれます。学校や大学院に行き直そうと考えている場合に、まさに考えた方がいいことです。(場合によっては、仕事をしながら学校に通えるかもしれません。その場合は決断はかるかに楽になります)
どこに住むかを決める

どこに住むかは、自分の幸せにも家計にも甚大な影響があります。(職場から近ければ近いほど良いです)自宅からリモートで働けるような柔軟性のある環境であれば、他の都市や街よりも良い場所があるでしょう。アメリカに住む場合は、この地図やデータをチェックすれば、自分が住むのに完璧な場所がわかります。
家を借りるか、買うか

ほとんどの人にとって、家は人生最大の買い物です。
しかし、家は買った方がいいのか、それとも借りた方がいいのでしょうか?(アメリカの家賃のマップはこちら)また、住宅にかかる費用の違いだけでなく、どのくらいそこに住むのか、リフォームしたいか、その他の経済的、感情的な要因についても考慮する必要があります。
誰と付き合うかを決める

個々のデート自体は、大したことでも大きな決断でもないかもしれませんが、初めてデートした相手が、生涯のパートナーとなることもあるかもしれません。
最初のデートでは期待は現実的に考えるようにし、同僚とのデートは慎重になり、2回目のデートについてはネットでもっと調べてもいいかもしれませんね。
自分の正しいパートナーを見つける方法について具体的に話しているポッドキャストもあります。
結婚するかどうか決める

「結婚する前に知っておきたかったこと」「最高に幸せなカップルの秘密」「結婚相手を決めるための公式」など、プロポーズにOKする前に知っておきたいことがあります。
(基本的に、あなたとデートしたいと思っている人たちの38.6%とデートをして、それから以前のデートよりも良かったデートからパートナーを選びます。結婚がそれくらい簡単だったらいいのですが)
子どもを持つかどうか決める

人生を変える出来事の中でも、親になるというのは一番大きなことのひとつでしょう。
子どもを持つという決断が自分にとって良いのかどうかは、なかなかわからないことです。
実際に子どもを持つと、罪悪感や信じられないほど自慢げになったり、思いもよらない感情を経験することが多いです。
子育てに正解はありませんが、人の子どもと一緒に過ごすことで、将来子どもを持った時の感覚が想像しやすくなります。
何かのやめ時を決める

最後に、その時点での持てる限りの情報を元に最善の決断をしたとしても、人生は変わるものですから、時には選択を改めなければならないこともあります。
仕事を辞めるにしても、恋愛を終わらせるにしても、決断しなければならない場合は、一歩引いてみて、「これまで時間やお金をかけてきたし…」というような、間違った理由で思いとどまろうとしていないか、もっと良いチャンスがあるのではないかと、客観的に自問しましょう。
(当然ながら、常に結婚に疑問を持ったり、子育てを放棄するべきだと言っているのではありません。他の分野でもやめることは大きな決断です)