子育てポッドキャスト「What Fresh Hell: Laughing in the Face of Motherhood」のホストを務めるAmy Wilsonさんは、「けっこう大きくなるまで」オムツでウンチをするのが好きだったと語っています。
彼女自身、やってはいけないと知っていたし、両親も娘がそれを知っているのを知っていたにもかかわらず、彼女を止めることはできませんでした。
小児科で言われたこと
そんな折、Wilsonさんの両親は秘策を思いつきました。
ある小児科医が私をひざに座らせ、トイレトレーニングに関する育児書を読み聞かせ、その重要性について教えてくれました。
次に彼は、私にそれを読み上げさせました。そして、こう言ったのです。
「それが読めるってことは、君はもう、そんなことをしないほど大きいってことじゃないのかな?」
私はそれを聞いて、そっか、そうかもねと思いました。それからというもの、オムツでウンチはしなくなりました。
他人の力を借りよう
そんなWilsonsさんも、今や子を持つ母に。
自身の経験から、子育て仲間の親たちに同じ方法をすすめているそうです。
「子どもに言うことを聞いてもらうには、他人の力を借りなさい」と。
もちろんそれは、信頼できる人でなければなりません。
おしゃぶりをやめさせたければ歯医者さんに、ジャンクフードの食べすぎは体によくないと伝えたければ栄養士さんに、もう9時だから寝なさいと言いたければアレクサに…。
Wilsonさんはこう言います。
母のアプローチはいつも、「ある人がこう言っていたの」でした。だから私も、それを使うことをためらいません。
子どもにとって親は世界そのものであり、彼らの目には親こそがもっとも素晴らしい人に映っています。
でも同時に、彼らは親の奇怪な行動も目にしています。
そして、特定の分野に関しては、親を信頼しなくなります。
それに子どもというものは、生来親に反抗的なもの。親が押せば、子は押し返してくるのが普通なのです。そんなとき、ときには親が降りて、事実に任せてみるのもいいでしょう。
その事実を子どもに伝えるとき、信頼できる外部の情報源が必要になるのです。
態度で示すことも大切
この方法は、「口で語らず態度で示す」哲学と併用しなければなりません。
たとえばいくら栄養士に野菜を食べるように言わせても、親が食べている姿を見せなければ何の効果もないでしょう。
親は押し合いから身を引くだけで、子育ての責任を他者に押し付けてはいけません。オムツでウンチをしていた子どもは、「お母さんがそう言うから」ではなく、「そのときが来た」からトイレに行くようになるのです。
Image: didesign021/Shutterstock.com
Source: What Fresh Hell
Michelle Woo - Lifehacker US[原文]