木の葉が色づき、気温が下がってくると、「セーターの季節だね」というやりとりを耳にしますね。
けれども私にとっては、それは「グレービーの季節(肉汁を使ったソース)」の幕開けです。グレービーもセーターと同様に、包み込んだものすべてを暖かく、ほっこりとさせてくれます。
また、たっぷりとしているほど良いという点も同じです。でも、共通点はせいぜいそのくらいでしょう。
オニオン・グレービーソースの作り方
私の場合、自分でセーターを編むのはとても無理ですが、その代わりに、ボウルいっぱいの(あるいは、グレービーソース入れいっぱいの)本当においしいグレービーソースを作ることができます。
私が特に気に入っているレシピの1つが、とてもシンプルな(しかもベジタリアン仕様の)オニオングレービーです。
タマネギ1個にバターと小麦粉少々、野菜のブイヨンが1カップと少しあれば、簡単に作ることができます。
ブイヨンがやや薄味だったら、ここに塩コショウを少し足す必要があるかもしれません。
さらに、このグレービーに合いそうな、風味豊かな食材がほかに何かあれば、何でも足してアレンジしてみてください(ちなみに、私のお気に入りの隠し味はリンゴジュースか、味噌。両方を入れることもあります。特に、ポークチョップにかける時は、こちらがお勧めです)。
あらゆるグレービーに言えることですが、なめらかでダマのないソースに仕上げるコツは、液体を投入する前に、小麦粉を脂肪分でコーティングしておくことです。
それには、タマネギをバターで炒めたところに、小麦粉をふりかけるのが一番良い方法でしょう。
タマネギのうまみが溶け込んだバターを小麦粉に吸わせたら、粉臭さを消すために、少し長めに炒めましょう。
十分に炒まったら、好きなブイヨンを注ぎ、いい感じにとろみがつくまで煮詰めます。本当に、これ以上ないほど簡単です。
具体的な材料と手順
このオニオングレービーの材料と詳しい作り方は、以下をご参照ください。
- タマネギ:中1個、粗いみじん切り
- バター:大さじ1と2分の1
- 小麦粉:大さじ1と2分の1
- 野菜ブイヨン:2カップ
- 塩コショウ:味を見て適宜
- リンゴジュース、味噌:お好みで
- 両手鍋を中~強火にかけて、バターを溶かしてからタマネギを入れます。しんなりして、縁が少し茶色くなってくるまで炒めましょう。
- 炒めたタマネギの上に分量の小麦粉をふりかけたら、かき混ぜて、まんべんなく小麦粉をまぶします。
- 小麦粉から香ばしい香りがしてくるまで、さらに炒めましょう。
- そこに1.5カップ分のブイヨンをかき混ぜながら少しずつ加え、お好みのとろみがつくまで煮詰めます。もし煮詰まり過ぎたら、残しておいたブイヨンを少し加えてのばしましょう。
- ここで味見をして、必要なら塩コショウを足します。
- リンゴ風味のオニオングレービーがお好みなら、リンゴジュースを大さじ数杯分、加えましょう。
- 味噌味にしたい場合は、味噌を大さじ1加えてください。
ちょっと冒険してみたい気分なら、両方入れてもかまいません。
あわせて読みたい
Image: Shutterstock
Claire Lower - Lifehacker US[原文]