平凡な朝に悩める皆さん、スクランブルエッグにチーズを加えるだけで、食卓が楽しくなりますよ。
いえ、スクランブルエッグに限らず、チーズは平凡なものを高級にしてくれますよね。
味をごまかすのではなく、上のレベルに引き上げてくれるのがうれしいところです。官能的でクリーミーなチーズは、まるでバックシンガーのように卵の味を引き立たせるのです。
チーズの種類によって、その効果は異なります。
いくつか紹介しますので、お好みや気分に合ったチーズをお選びください。分量としては、卵1個につきチーズ大さじ一杯程度がいいでしょう。
1. ピメントチーズなら楽しい味とクリーミーな口当たり

アメリカ南部で親しまれている、チェダーチーズと赤パプリカなどを混ぜた「ピメントチーズ」。定義上ピメントチーズはスプレッドの一種であり、本当のチーズではないことは理解しています。とはいえ、スクランブルエッグに入れたときの働きっぷりはエース級なんですよ。
ポイントは、早く入れすぎないこと。なぜって、早く入れてしまうと、ピメントチーズ中のチェダーから油が出て、せっかくのスクランブルエッグが固くなってしまうから。
卵をいつも通りに混ぜておき、くっつかないフライパンにヘルシーな量のバターを温めます。フツフツしてきたら卵を流し入れ、ゴムベラで大きく掃くようにして混ぜ続けましょう。
固まりができてきたら、半熟状態のうちにピメントチーズを加えます。あとはお好みの固さになるまで混ぜて完成です。
繰り返しますが、チェダーが悪さをする前に火からおろしてくださいね。卵からチェダーの油が出始めたら、それはやりすぎの合図です。
2. クリームチーズでピュアな味を

12歳の誕生日の朝、私の継母が、クリームチーズ入りのスクランブルエッグを作ってくれました。
ですから個人的には、クリームチーズ入りのスクランブルエッグと聞くと特別な雰囲気が伴います。いえ、そんな記憶がなくても、このスクランブルエッグには退廃感が漂うってご存知でしたか?
個人的には、ハンドミキサーを使って、半量のクリームチーズを乳状にしてから混ぜるのが大好きです。残りの半量はフォークで崩し、形が残るようにします。それらを卵と混ぜたら、中火でバターを温め、上記と同様、大きなモーションで炒めます。
すぐに、クリームチーズがピリッときいた、クリーミーなスクランブルエッグの出来上がり。
3. リコッタやカッテージチーズを使えばふわふわのスフレみたいな食感に

リコッタまたはカッテージチーズを入れると、まるで真空調理をしたかのように、スクランブルエッグがふわふわかつクリーミーな食感になるんです。
ここではハンドミキサーを使いましょう。チーズの固まりがあると、口の中に粉っぽさが残ってしまいます。リコッタは繊細で乳製品ぽい味ですが、カッテージは主張が強いのが特徴です。
バターを温めて卵を入れたら、とにかく混ぜ続けます。
スフレ状になったら、はい出来上がり。さわやかな朝をお楽しみください。
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Claire Lower - Lifehacker US[原文]