敏腕クリエイターやビジネスパーソンに学ぶ仕事術「How I Work」シリーズ。毎回どのゲストにも必ず問いかける「これまでもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください」という質問に対する2018年のベストアンサーをリストアップしてみました。
フェミニスト作家のロクサーヌ・ゲイさん

あまりにもシンプルで当たり前な感じがするアドバイスなので、お答えするのはちょっと気後れするのでが、そのアドバイスをもらったときも、今ここで読者の皆さんとシェアするにあたっても、私は決して月並みなアドバイスだとは思っていません。
それは、アカデミックの仕事に就きたいと思っていた私が大学との面接がうまくいくかどうか心配していたとき、友人のMatt Seigelさんがくれたアドバイスで、「自分らしくあれ」ということです。そうしないと、もし採用されたら、そのキャリアを歩み続ける限り、ずっと面接のときに装った自分と同じ人間を装い続けなければならないからです。
まったく彼女の言う通りでした。
BoomerangのCEO、アレックス・ムーアさん

弱点を克服するために頑張る以上に、強みを生かすことに時間を使え。
ユーチューバーのレットさんとリンクさん

コメディアンのスティーヴ・マーティンさんは自著『Born Standing Up』の中で、若い頃の自分に「万事うまくいくよ」と言えたらどんなに良いかと言っています。
私たちは自分にたびたびそう言い聞かせながら暮らしています。
「Dots」の共同設立者、パトリック・モバーグさん

「本気で楽しみなさい」-チャールズ・イーズム(アメリカの工業製品デザイナー)
政治コンサルタントのモラ・アーロンズ・ミリさん

セールスは問題解決と同じです。それがわかると、ネットワーキングやおしゃべりやパーソナルブランドを作ることに時間を費やす必要はなくなります。顧客が何を求めているかわかるようになりましょう。
ポッドキャスト「Song Exploder」のホスト、フリシケシュ・ハーウェイさん

音楽のキャリアを歩むとき、「人種は関係ない」 ー『Revision Path』の創設者、モーリス・チェリーさんの言葉
『Revision Path』の創設者、モーリス・チェリーさん

カルマは実際にありますが、必ずしも人間がどうにかしようとすべきものではありません。
Maker Fairの共同創設者、シェリー・フスさん

朝の時間を制すべし。
人はどんなときも1日の始まりの時間を決められますが、イベントの世界では、1日の終わりは自分では決められません。
「The Nod」の共同ホスト、ブリタニー・ルーズさん

仕事をするときは、「一旦停止チェック」ルールに従うこと。
お腹がすいているとき、腹が立っているとき、寂しいとき、疲れているときは、発言も行動もしないようにしましょう。先々に影響があることや永続的なこと、重要なことは決定しないことです。
米ライフハッカーの子育てエディター、ミッシェル・ウーさん

小さい子どもが駄々をこねたり癇癪を起すのは、こちらとのつながりを求めているからです。ですから、ちょっと気に染まなくても、膝をついてその子をぎゅっと抱きしめて、深呼吸しましょう。
私はこのアドバイスを誰に対しても実践するようにしています(とは言え、突然誰彼構わず抱きしめたりはしませんよ)。自分のためにもなるからです。不機嫌だったりアップアップしているときの私は、手を止めて自分には何が必要か考えます。そして、ときには助けを求めます。
メールチンプのCEO、ベン・チェストナットさん

母がよく口にしていた言葉で、「人間は、付き合う友だちと同じレベルになる」です。
たしかに、自分が付き合ってきた人たちのことを振り返ってみると、その通りだと思います。母のこのアドバイスのおかげで、私は、ロールモデルになって私を向上させてくれる本当に良い友人を選ぶようになりました。
アーティスティック・ディレクターのエイドリアン・ウィリスさん

ボビー・ミュラーさん(退役軍人の権利と平和のための活動家で、1997年にノーベル平和賞を受賞した地雷禁止国際キャンペーンの共同設立者)から頂いた次のアドバイスです。
自らの前提に疑問を投げかけるのをやめた人間は、妥当性を失います。 同様に、ミッションへ献身が自らの妥当性を考慮できなくなった非営利団体は、存在する意味がなくなります。
これは、指導者にも常に当てはまることであり、これができないと、信念に従って行動していく勇気を失います。
GNU Bash Shellを生んだプログラマー、ブライアン・フォックスさん

惰性でしていることはやめるべきだ。
Image: Lifehacker US
Nick Douglas – Lifehacker US[原文]