年越しのどんちゃん騒ぎで残った、栓の開いたワインのボトルが何本かあるなら、冷蔵庫に入れておいたほうがいいかもしれません。たとえそれが赤ワインでもです。
もともと白ワインなら冷蔵庫に保存していますが、栓を開けた赤ワインのボトルはいつもキッチンカウンターに置いたままにしていました。
ところが、「Wine Enthusiast」の記事に、私がこれまで考えもしなかったことが提案されています。栓の開いた赤ワインを冷蔵庫で保存しろ、というのです。
赤ワインを冷蔵庫で保存すべき理由
「Wine Enthusiast」によれば、冷蔵庫の低温ではワインの劣化を止めることはできませんが、プロセスを遅くする効果があるので、ベストな状態の味を楽しめる時間が少しだけ長くなるそうです。
すぐには納得できなかったので、もう少し調べてみたところ、ほかにも大勢のワインエキスパートたちがこの保存方法をすすめていました。「Wine Folly」によれば、ワインを冷蔵庫に入れておくと、酸化の進行が遅くなるのだそう。
保存する場合はボトルの中を真空にするといい
Wine Follyはさらに、飲みかけのワインボトルを保存することが多い人は、コルク栓をはめ直す前にボトルから空気を吸い出してくれる真空ポンプを買うといいとすすめています。
真空ポンプを持っていない人のために「Wine Enthusiast」がおすすめしているのが、漏斗(じょうご)を使って、残ったワインをスクリューキャップのついたボトルに移しかえる方法です。
そうすれば、ボトルをしっかり密閉できるので、保存中に一度開けたコルクから酸素が入り込むのを防ぐことができます。
また、未開栓のボトルとは違って、開栓ずみのボトルを横に寝かせて保存するのは避けましょう。寝かせて保存すると、より多くのワインが酸素に触れるので、ワインの味が良くなるどころか悪くなってしまいます。
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Image: Shutterstock.com
Source: Wine Enthusiast, Wine Folly
Emily Price - Lifehacker US[原文]