室内で植物を育てたいとがんばっているのですが、どうやら私にはその才能がないようです。エコスフィアは、園芸が得意ではないけれど室内に植物を置きたい人向けの素晴らしいアイデアです。

理科の実験をした日々は遠い昔かもしれませんが、TikTokの#ecosphereタグを見ればわかるように、エコスフィアという自立した小さな世界は観葉植物に取って代わる美しい選択肢です。

魅力的なビジュアルに加えて、エコスフィアをつくる最大の楽しみはスフィアそのものが生き続けるという点です。封をしてしまえば世話や管理は要りません。

マイペースの小さな生物(たとえばカタツムリ)を入れれば、お金をかけずに観葉植物の世界をレベルアップすることができます。

すでに完成しているエコスフィアを買うこともできますが、住んでいる地域で入手できる素材でつくる簡単な方法を紹介します。

子どもたち(できればご自分の)を召集するか、自分で冒険してエコスフィアをつくってみましょう。

エコスフィアとは?

エコスフィアは地球よりもはるかに小規模ではあるものの、基本的には地球のような閉鎖生態系です。

ここで取り上げるのは、ビンに入れてデスクの上に置けるような自己完結型の自立したミニワールドです。

その働きについて科学的に説明してもいいのですが、ここでは、エコスフィアがきちんとつくられれば、その中にいる植物、沈滞物、動物が環境維持に必要な要素を自立して補うということがわかれば十分です。

動植物が必要なのは日光だけで、エサやろ過は要らず、それでも何年も生き続けることが可能なのです。

それに、エコスフィアはなかなか人気があるんですよ。私は、閉鎖生態系のターゲット広告を年中受け取っているのですが、個人的にはエコスフィアは自分でつくりたいものです。達成感を感じられますし。

とは言え、完成度の高いエコスフィアを希望する人はオンライン(特にEtsyのようなクラフトサイト)に素敵な商品がたくさんありますよ。

エコスフィアを自作するためのポイント

可能な限り素晴らしいエコスフィアをつくるためのヒントを得るためには、 動画や、詳細に書かれたブログを見ることをおすすめしますが、エコスフィアについての概要を下にまとめました。

必要なもの

エコスフィアを自作するのはそれほどお金もかからず簡単です。家の近くにある自然の水源に必要な素材が揃っています。

• 透明で密閉可能な容器を用意します。メイソンジャーやガラスビン、またはクリスマスの飾りのようなものも使えます。エコスフィアの中を観察できる容器を選ぶのが最初の重要なステップです。

• 透明な容器に水をすくって入れるための大きめのボウル、スプーン、またはおたま。

• エコスフィアに入れる動植物を集めるためのスポイト。

• カタツムリのような小さな生物を集めるための小さなネット(オプションですがあったほうが良いです)。

手順

• 地元の河川や水流、または植生のある池に行きます。すでに栄えている環境の一部を取るような形でエコスフィアをつくるのが良いでしょう。

共存している動植物を集めるために、1カ所からすべてを調達します。

• 容器に水と沈殿物と土を加えます。

• 水源から少し植物を取って容器に入れます。

• 小さなカタツムリや甲殻類を探します(水中の葉の下に隠れているかもしれません)。

• 容器を密封したら、比較的日当たりの良い場所に置きます。

• 目の前で自然の営みが展開するのを楽しみましょう。

注意すべき点

こうしてつくったエコスフィアは、最初はとても濁っていますが、数日で落ち着くはずです。

一般的に、藻類は加えた土壌や石から成長して定着します。また、このような閉鎖生態系の中では、大きめの生物や昆虫は生き残れないことは覚えておいてください。

それから、ビンの外側から必要なものは日光です。直射日光ではないほうが良いでしょう。

Source:TikTok, Eco-Sphere(1, 2), YouTube, Zenaquaria