最近在宅勤務を始めたジョナサン・ウイルソンさんは、SkypeVNCで、オフィスにバーチャル出社しているそう。仕掛けはこんな具合です。

オフィスにある自席のPCにウェブカメラとスピーカーを設置。もうひとつのカメラを家に設置した。オフィス側のPCではSkypeを立ち上げ、自動応答に設定し、自宅からダイアルインしたら応答できるようにしている。

また、VNCを使い、自宅のPCとオフィスにあるモニターを接続した。こうするとオフィスの出社している状態に近くなる。私に用がある人は、オフィスの席に来て話かけさえすれば、自宅から応答することができる。自宅に居ながらにして、自分のデスクの周りで何が起きているのかもわかるし、モニターを通じて、オフィスにいるメンバーが自宅にいる私の様子を知ることもできる。

ジョナサンさんによると、上司・同僚もこの勤務スタイルにずいぶん慣れ、ソフトウェア開発のチームでの業務にも支障はないそうです。

このような勤務環境をあまり見かけない人にとっては奇妙に映るかもしれませんが、時代のひとつの流れということでしょうね。近い将来、モニターだけが並んでいる誰もいないオフィスが出現するかも...。

自宅からオンラインで仕事をするためのコツとしては、米Lifehacker初期の過去記事「Geek to Live: How to control your home computer from anywhere(自宅のコンピュータを制御するコツ)」もご参照あれ。

Simulate Office Presence with Skype and VNC [Smarterware]

Gina Trapani(原文/松岡由希子)