チーズの保存に一番適しているのは、最適な温度と湿度に保たれた専用保存庫です。
あるいは、一般的には「冷蔵庫」です。けれども、冷蔵庫から取り出したばかりの冷たいチーズを食べるのは、こう言ってはなんですが、愚かなやり方です。
冷たいチーズの全部が全部、ダメというわけではありません。冷蔵庫のブルーライトを浴びながら保存されたシュレッドチーズは、深夜2時ごろに袋から直食いすると、最高においしいものですよね。
上質なチーズは常温保存のほうがおいしい?
ですが、大枚をはたいて買った極上のチーズなら、もっと温度の高い状態で提供されるべきです。お皿を彩る上質なチーズは、室温で出されるべきなのです。
理由ですか? そのほうがおいしいからです。チーズは大部分が脂肪です。冷たい脂肪というものは、ゴムのような食感で、風味がありません。
温まって脂肪がほぐれると、チーズは口の中で、ゴムではなく、クリームのような食感を生み出してくれます。
冷たくて風味に乏しい脂肪に邪魔されないので、チーズ本来のおいしさを楽しめるようになるわけです。
なので、極上のチーズは、少なくとも食べる30分前には冷蔵庫から出すようにしましょう。その30分が待ちきれない時は、シュレッドチーズをほおばってその場をしのぎましょう。
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Image: Y Photo Studio/Shutterstock,com
Claire Lower - Lifehacker US[原文]