人と直接会わずにコミュニケーションをとることが当たり前になった今、気軽に会話できる場が不足していると感じている方も多いのではないでしょうか?

リアルなオフィスで誰かに話しかけるのと同じような感覚で使えるのが、常時接続型のWebミーティングツール「Remotehour」です。

自分の「部屋」を作って訪問者を待つ

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Screenshot: 酒井麻里子 via Remotehour

「Remotehour」は、1対1のコミュニケーションに特化した無料のWebミーティングツール。Web上に自分の「部屋」をつくり、そこを訪れた人と会話ができます。

アカウント登録を行うと、自分のアカウントURLが発行されます。

一般的なWeb会議のようにミーティングごとにURLを発行するのではなく、自分の部屋の固定したURLを用意しておき、それを周囲の人に知らせるのが基本的な使い方となります。

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Screenshot: 酒井麻里子 via Remotehour

まずは招待したい人のメールアドレスを入力して招待メールを送りましょう。相手が招待を承認すれば、それ以降は、Remotehourにログインしてオンライン状態になったときに、自動で相手に通知メールが送られるようになります。

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Screenshot: 酒井麻里子 via Remotehour

招待された側はRemotehourのアカウントがなくても利用可能。メール内のボタンをクリックすればブラウザでRemotehourが開きます。

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Screenshot: 酒井麻里子 via Remotehour

初めて使うときは自分の表示名や最初に表示するメッセージを設定し、相手の部屋を「ノック」します。

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Screenshot: 酒井麻里子 via Remotehour

部屋の主催者は、ノックに対して「応答」「応答せずにメッセージを送信」のいずれかを選ぶことが可能。応答した場合はお互いの映像が映り、通話が開始されます。

時間を意識しながら会話ができる

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Screenshot: 酒井麻里子 via Remotehour

通話画面で特徴的なのは、残り時間を示すカウントダウンタイマーが表示されていること。

タイマーは標準では5分に設定されていて、足りない場合は「5分追加」ボタンから延長も可能。

時間を意識しながら話すことで、ミーティングが長くなることを避ける効果が期待できそうです。

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Screenshot: 酒井麻里子 via Remotehour

また、他のWeb会議ツールと同様に画面共有も可能です。そのほかには、テキストチャットやメモ機能も用意されています。

Slackとの連携機能なども

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Screenshot: 酒井麻里子 via Remotehour

Remotehourは3人以上での通話はできませんが、ルームをノックしたときに相手が他の人と通話中だった場合、「順番待ち」をすることが可能。そのままの状態にしておくと、相手の通話が完了した時点で自動的に接続されます。

電話の場合、相手が通話中なら時間をおいてかけ直す必要がありますが、そういった手間が必要ない点がメリットです。

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Screenshot: 酒井麻里子 via Slack

また、Slackのチャンネルと連携することで、オンラインになったときに通知される機能も用意されています。

Remotehourは、無料プランとプレミアムプランの2つ。「通話中に残り時間を追加できる機能」や「残しておきたい通話を簡単録画する機能」などは、プレミアムプランのみで使えます。


Zoomを使ったWebミーティングの場合、事前に参加者同士がスケジュールを調整して時間を決めて開催するのが一般的ですが、「ちょっとした相談を今すぐしたい」「気分転換に雑談したい」といった場合には手間や心理的ハードルを感じるもの。

常時接続型のRemotehourなら、そのようなハードルがなく、話したいときにより気軽に人と話すことができそうです。

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Image: Remotehour

Source: Remotehour