iPhoneのバッテリー残量が少なくなったら、「低電力モード」にすると消費電力量を抑えてバッテリーを長持ちさせることができます。
同じように、人間も大きな変化に直面しているときや疲労困憊しているときは、エネルギー残量が少なくなっているので「低電力モード」に入ることをおすすめします。
低電力モードでやる気を回復させる
私は産休中に『Happier With Gretchen Rubin』というポッドキャストでこの「低電力モードにする」というライフハックを聞き、あっという間に気持ちが楽になりました。
「低電力モード」に入っている間は、最重要なことだけして、残りはバッテリーがフルパワーに戻るまで先延ばしします。完全にシャットダウンしなくていいように、エネルギーを節約するわけです。
iPhoneを低電力モードにしているとき、吹雪の中で道に道に迷ったら、どのようにiPhoneを使うでしょうか。ウィキペディアをみますか? ビデオを見てクイズに答えますか?
どれもしないはずです。iPhoneで助けを呼んで、あとはなるべく温かくして助けを待つだけでしょう。実生活でも同じことが言えます。
新しい仕事に慣れようとしている時期は、家では自分を低電力モードにしましょう。
生活にどうしても必要な洗濯と皿洗いは何とかこなすとしても、流行の片づけ術を駆使してガラクタを整理するのは先延ばししましょう。
まわりの人たちにも伝える
それから、親しい人たちに、「私は今、低電力モードに入っている」と知らせておきましょう。
前述のポッドキャストのRubinさんは、チームメンバーの一人から「私は出産後の数週間は低電力モードに入るからね」と宣言されて、それがどういう意味かわかったそうです。
そのチームメンバーに引き続き連絡は取れますが、普段より限定的になります。
もちろん、完全に仕事から手を引いたほうが良い場合もあり、それならそれで構わないのですが、人によっては完全にチームとのやり取りから外れると、逆にストレスが増えたりします。
消費電力量を抑える「低電力モード」に例えて考えると、人間も仕事の軽減が必要なときもあることがわかり、しかも「低電力モード」の設定は一時的なものだと考えることができます。
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Image: Westend61/Getty Images
Michelle Woo – Lifehacker US[原文]