Windows/Mac/Linux: iTunesコレクションをストリーム再生するのってなんだか難しそうですが、『PulpTunes』を使えばたった2回のクリックでライブラリをウェブへ上げることが出来ちゃうのです。

米ライフハッカーではさかのぼること2005年にSSHトンネルを含む10段階のプロセスを駆使してiTunesのコレクションをストリームさせる方法を初めて紹介しましたが、それから時は流れ、この「誰でもメディア」時代ではこういうの割と簡単に出来てしまうようになってきました。テストしてみたところ、ソフトのダウンロードを含む設定時間の合計は1分弱、しかも完全に自動化されているので、パソコンそんなに詳しくない読者の方でも簡単に出来てしまいますよ。

ただリモートアクセスを許可するためにファイアーウォールのデフォルトポートを開放してやる必要はあるのですが。

 ポートを開放したなら、「http://自分のIPアドレス:15000/ 」のページを開きます。そうすると上記の画像のような画面が読み込まれ、そこに音楽ライブラリが表示されているはず。デフォルトだと誰でもアクセスできる状態になっているので、User Managementメニューからユーザ名とパスワードを設定することをお勧めします。

左側の部分からiTunesのプレイリストやコレクションの検索、ジャンル・アーティスト・アルバムごとの検索なんかも可能です。ネットワークスピードに合わせて再生時間などを調節できるバファー調節機能も便利。 iTunesファンじゃないって方はどんな音楽コレクションでも対応できるストリーミングサーバ「Sockso」あたりを探ってみては?

PulpTunes』はWindows、Mac、Linux対応のオープンソースです。

PulpTunes [via gHacks]

Jason Fitzpatrick(原文/まいるす・ゑびす)