米インテルは、2000人を対象に、他人の携帯電話の使用についての意識調査を実施しました。90%以上の回答者が「他人の携帯電話でイライラした経験がある」と答え、約75%が車の運転中のメールが気になると回答。半数以上の人が「レストランでの携帯電話の通話に腹が立った」と述べています。このほか、好ましくない行動として、スーパーでの携帯電話の使用、ヘッドフォンなしでの携帯TVの使用、トイレでの通話・メールなどが挙げられています。ちなみに、映画館で携帯電話の画面の光が漏れているのも周りのお客さんにとっては迷惑なものだそう。
Intelのユーザ教育担当マネジャーBecky Emmettさんによると「この問題は携帯電話に限ったものではない」とのこと。スマートフォンのリリースや無線LANの普及などユビキタス性がどんどん進んでいる一方、マナーの確立が追いついていないのが現状のようです。
もちろん技術の進歩で人々の生活はより便利になっていますが、同時にユーザ一人ひとりが技術の正しい使い方をきちんと理解することも必要ですね。そして何より、公共スペースでの携帯電話やスマートフォンの使用には、周りの人々への思いやり・配慮をお忘れなく。
Surprise: Loud cell talkers drive us crazy [CNN Money]
Kevin Purdy(原文/松岡由希子)