マリネは漬け込んでおくだけでとっても美味しく仕上がりますが、米紙ロサンゼルス・タイムズによると、素材によってベストな漬け込み時間が違うそう。
魚(1時間未満、ぱぱっと短時間)
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鶏肉(4~6時間)
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牛肉、ラム肉、豚肉(6~8時間、ステーキ用ならMAX一晩)
の順で、マリネ液に長めに漬け込んだ方が味わいが良くなります。そして固い肉もトロトロとまではいきませんが柔らかく、風味が増します。焼いてもパサパサしなくなりますよ。
肝心要となるマリネ液はビネグレット(フレンチドレッシング)と根本的には同じです。油(オリーブオイル、ベジタブルオイルなど)、酸味(ビネガー、柑橘系ジュース、ワインなど)に好みに応じてハーブ、甘味料などを加え味を調えれば出来上がり。そのシンプルさゆえに応用範囲も広く、あなたの腕のみせどころ。味のバリエーションはドレッシングからインスピレーションを得るとという手もアリ。ただし、以下のアドバイスを心に留めて調理してくださいね:
味のバランスをとることを忘れないでください:なんでもかんでも入れればよいわけではありません。材料の入れすぎは禁物です。キッチンでは「More(もっと)」が「better(より良く)」と同じ意味を成すとは限りません。
油の代わりに醤油を使って味にパンチをきかせるのもいいですよ。キッコーマンの3年モノがあるともっとよくなるそうです。
Marinades made easy [Los Angeles Times]
Image: Bartosz Luczak/Shutterstock.com
Kevin Purdy(原文/訳:kiki)