ライフハッカー過去記事では「余った果物は冷凍ピュレにして即席レモネードの材料に」をご紹介しましたが、今回はその続編。ブログメディア「TipNut」では、果物をうまく冷凍保存する方法を紹介しています。

冷凍保存の方法はドライ(Dry)方式、砂糖漬け方式(Sugar Pack)、シロップ漬け方式(Syrup Pack)があります。冷凍には鮮度をアップさせる作用はないので、新鮮な果物を使うようにしてくださいね。リンゴ、アプリコットなど主な果物の最適な保存方法については上の表をご参照あれ。

 

ドライ方式: 砂糖などは加えない。ブルーベリー、クランベリーなどはこの方法が適する。クッキーシートなどの上に乗せ、固まるまで凍らした後に、別の容器にいれて冷凍保存するとよい。

砂糖漬け方式:砂糖を添加する方法。砂糖の量は1クォート(0.9463リットル)あたり1/2~2/3カップが目安。果物に砂糖をかけ15分くらい放置してなじませてから冷凍するとよい。

シロップ漬方式:砂糖と水を沸騰させてシロップを作り、これを冷まして果物に加える方法。シロップの甘味は果物の酸味に応じて調整するとよいが、糖分40%シロップ(3.25カップの砂糖と5カップの水でシロップにする)が基本。砂糖量全体の1/4分までであれば蜂蜜やコーンシロップで代用してもよい。切った果物を容器に入れ、ひたひたになるまでシロップを加える。1.5カップの果物に対して1/3~1/2カップのシロップが目安。

冷凍保存のコツとしては、まず、冷凍用のコンテナやバッグを使い、冷凍やけを防ぐことが基本。シロップ漬けにはコンテナが、砂糖漬けやドライにはフリーザーバッグが便利だそうです。また、冷凍すると容量が増えることを考慮して、あまりパンパンに詰めすぎないこと。保存日と内容を明記しておくとよいですね。

冷蔵庫であれば6時間程度、室温であれば3時間くらいで解凍できます。いったん解凍したものはできるだけ早く使い切るようにしましょう。

ちなみに、冷凍保存期間の目安は1年くらいだそうです。「TipNut」では、上の表を含め全19種類の果物について、適する冷凍保存方法が紹介されています。詳しくはこちらのページもチェックして、果物を効率よく食生活に取り入れてみましょう。

How to Freeze Fruit [TipNut]

Azadeh Ensha(原文/松岡由希子)