New York Timesの記事によると新しい習慣を身に付けると想像力が掻き立てられ、新しい脳細胞の成長を助ける働きがあるそうです。

著者であるDawna MarkovaとM.J.Ryanによって行われた研究の結果、ちょっとした刺激でも脳をストレッチしてやると頭の働きを活性化し、クリエイティブスキルが増長されるとのこと。

ストレッチゾーンに入るのは良いことです。それだけでも脳を健康に保ってくれます。われわれの脳は常に新しいことを学び続け、新たな道を作りだす挑戦をしない限り文字通り衰退していく一方です。衰退を続けると認知症、アルツハイマーなどの脳の病気に行きつく可能性も。

ある研究によると日々このようなマインドストレッチを続けるとダイエット効果もあるそうです。毎日何かいつもと違うことを行うように研究者によって指示された人たち、例えば、毎日異なるラジオ局を聞く、などでもある程度のダイエット効果、さらには低リバウンド率が認められたそうです。

明確な理由は分かりませんが、習慣的に行っていることと異なる行動を取る場合、全てに対してより意識的に動くことが強いられるからではないかと推測されています。

とRyanさんは語っています。

この記事によると、「カイゼン」という日本の製造業の手法のひとつである小さな「改善」をストレスがたまらない程度に継続的に行い、ほんの少しだけ背伸びをしているような状態を持続しておくのが良いそうです。カイゼンについてもっと読みたい方はこの記事のゲストライターであるJason Thomasが個人的に行っているカイゼンについての記事をどうぞ。

新しいことに踏み出せないでいる人も、例えば、いつもと違う道を歩いて駅へ行くとか、いつもと違う車両に乗ってみるとか、そんな些細なところから始めて見ては? ひょっとしたら流れる景色も違って見えるかもですよー。

カイゼンについて何か耳よりな話を知っている方、実践している方、ぜひ体験談を教えて下さい!

 

Can You Become a Creature of New Habits? [NYT via 43 Folders]

Adam Pash(原文/まいるす・ゑびす)

 

【関連記事】

いつ解雇されてもいいように心がけておく7つのポイント

うつ病の治療費が3分の1になる方法

記事検索サイトでソース探しの時間を節約