中国茶好きの方、お待たせしました。
コーヒー、紅茶、日本茶は過去にも何度か紹介しましたが、そういえば中国茶は1エントリーだけ。そこで、マイロハスから「中国茶のおいしい淹れ方」をピックアップしました。
グラス、蓋碗、工夫式(急須)の、器の種類ごとの方法と、それぞれの淹れ方にあったお茶の種類の一覧は、以下でご覧ください。
グラスで淹れる【グラスで淹れるのに適したお茶】
- グラスを温める
- 茶葉を入れ、お湯を注ぐ。
- 嵩のある茶葉は、湯を少し入れてから茶葉を入れ、なじませた後にもう一度、お湯を注ぐといいでしょう。
- 茶葉が沈んだら飲み頃です。
緑茶・白茶・黄茶・花茶
蓋碗で淹れる
Photo by yomi955【蓋碗で淹れるのに適したお茶】
- 蓋碗の蓋をとって湯で温める。
- 茶葉を入れる。
- 湯を注ぎ、蓋をする。
- お湯は、高いところから注ぐようにすると圧力がかかってアクが取れ、さらに茶葉が開きやすくなります。
- 茶葉が開いたら飲み頃です。受け皿ごと器を持ち上げ、蓋をずらして茶葉を押さえながら飲みましょう。
緑茶、白茶、黄茶、青茶、黒茶、紅茶
工夫茶式で淹れる
Photo by sfllaw
- 茶壷に湯を入れる。茶壷が温まったら、茶海にその湯をあけ、さらに茶海から茶杯へ湯を注ぎ、茶器を順に温める。
- 茶壷に茶葉を入れる。
- 高い位置から、茶壷にお湯を注ぐ。お湯があふれるほどたっぷり注ぐのがコツ。ふちに出たアクや泡は、茶壷の蓋ですくい取ります。
- 茶壷に蓋をして、蓋の上からさらにお湯をかける。茶壷の温度が高くなるほど、お茶の香りは引き立つといわれています。
- 1分ほど蒸らしたら、茶海に茶こしを載せて茶を注ぎきる。茶海を使うことで、各茶杯に注がれるお茶の濃さを均等にしています。
- 茶海から、人数分の杯にお茶を注いで出来上がり。
たかがお茶、されどお茶。毎日口にするものだから、少しはこだわってもいいかもしれません。
中国茶のあるひととき(3) おいしいお茶の淹れ方[MYLOHAS]
(常山剛)
【関連記事】