米Lifehacker過去記事「Cook Better with Your Microwave than Your Stove(コンロよりも電子レンジのほうがうまく料理できる)」でもご紹介したとおり、温野菜はコンロを使うよりも電子レンジのほうが美味しく仕上がるそうなのですが、最近の調査によると、電子レンジを使うことで、野菜の栄養も効率的に摂れるのだとか。
モントリオール大学・A. M. Jimenez教授の研究チームでは、様々な調理器具を用い、ゆでる・圧力をかける・焼く・電子レンジで温める・グリルする・炒めるの方法で、20種類の野菜の抗酸化力について、実験を行いました。この結果、電子レンジやグリルを使って野菜を温めると、野菜の抗酸化力の保護に効果的だったそうです。ただし、トウモロコシは例外。電子レンジにかけると、抗酸化力が約35%失われたとのこと。
野菜は、ゆでたり、圧力鍋で調理すると、抗酸化力のロスが最も多く、フライパンで炒めるのは、これらよりはまだましのようですが、電子レンジやグリルを使うより、抗酸化力が多く失われてしまうようです。
電子レンジを使った調理は、他の調理方法に比べて手間もかかりませんので、手軽に美味しく、野菜の栄養を摂取するのに効果的ですね。
特に野菜不足気味の方は、ぜひ一度お試しを。
Microwaving beats boiling for cooking most veggies [QualityHealth]
Adam Pash(原文/松岡由希子)
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