定説によると「月曜日の魚は食べない方がいい」といわれています。
なんとなく理由は想像つきますが、これってほんとにホントなのでしょうか?
好奇心旺盛な「HowStuffWorks」のライターが、この「月曜の魚」の定説について調査しています。
話の出所は、やはり魚の出荷と流通に大いに関係しているようですね。
違いの分かるシェフであり、フードライターでもあるアンソニー・ボーダインは、この説を広めるのにかなり貢献しています。というのも、料理に関する名言・格言が満載の彼の著作『Kitchen Confidential』の中で、ボーダインは月曜のレストランのおすすめメニューは気をつけろと言っているのです。
日曜はどこの魚市場も大抵閉まっているので、月曜日にレストランで出される魚は数日前のものになります。レストランがいくらきちんと冷凍/冷蔵保存していたとしても、魚獲れてからレストランで保存されるまでの間にすでに4~5日は経っているので、とても新鮮とはいえないということです。
なるほど、彼の説を聞くと、月曜の魚は食べない方がいい気がします。他にも、魚はいつ食べるべきでいつは避けるべきか、の参考になるような話がいくつも載っていますし。
もちろん、築地のお店に行ったりしたら、日曜も月曜も関係無く美味しいお魚が食べられると思いますよ。でも、海から離れた場所のお店で魚介のメニューを注文する時は気をつけた方が良さそうですね。濃い味付けやソースで味を誤魔化している可能性大です。
日本は国土が狭いので、そこまで神経質にならなくてもいいのかもしれませんが、海外の場合は魚を運ぶのに時間が掛かりそうなので、旅行の時など頭に入れておいても損はないと思います。もっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
Should You Really Avoid Fish on Mondays? [How Stuff Works]
(原文/訳:的野裕子)
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