米政府調査機関「National Center for Health Statistics」の2008年下半期調査によると、固定電話を設置せず携帯電話のみを利用しているのは米国世帯の20.2%だそう。意外に低い数値のような気もしますが、これでも、携帯電話のみの利用世帯が固定電話のみ利用世帯を超えたのは今回の調査が初めてだとか。
近頃、AT&TやVerizonなど米電話会社でも、固定電話からの収入が大幅に減っているそうで、この固定電話離れは少なからず2008年秋以降の不況が影響しているとみられています。
ちなみに、米Lifehackerで現在行っている読者アンケートによると、「携帯電話のみの利用」が49%、「携帯電話と固定電話を両方利用」が47%、「固定電話のみ」が3%、「その他」が1%という回答が得られています(2009年5月13日14時40分時点)。Lifehackerの読者のほうが、固定電話のリストラ化が進んでいるのかもしれませんね。
あなたは固定電話「不要派」?それとも「必要派」?
携帯電話と固定電話の使い分けのコツなどについてもぜひ共有してくださいね。
Wireless Substitution: Early Release of Estimates From the National Health Interview Survey, July-December 2008 [CDC via Ars Technica]
Adam Pash(原文/松岡由希子)
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