アメリカでは、空港へチェックインする際、手荷物カバンは1人につき1個で、増えるたびに追加料金を払わなければならなくなったとか。これに対して、以前も紹介したOneBag.comの管理人で、1つのバッグにいかに上手に荷物をつめるかというライフハックを提案しているドゥーグ・ダイメントさんが、National Public RadioのAll Things Consideredという番組でコメントを寄せています。

ダイメントさんの話のポイントは、必ず持って行くべきものを決めて、荷物をそれだけにとどめておくこと。ライフハッカーでも今までOne Bagについてはいろいろ語ってきたので、ここに最もおすすめする5つのコツを紹介します。

●OneBagで提案しているbundled-wrapping method of packing(折りたたみながら入れる方法)は、おすすめ。上の図にあるように洋服を折りたたんで入れると、コンパクトに入れられるだけでなく、しわも少なくなります。

上着2枚とズボンがスッキリと収まったところで、気になる残りの4つのTipsは以下にて!

 

●もし、長い旅行などの予定で、「すべてを1つのカバンにつめるのは無理!」という場合は、空港で追加料金を払うより、先にカバンを船便で送ってしまいましょうこちらが詳しい方法についての記事です。ポイントは局留め郵便を使うことで、宿泊先が決まって無くても先に送ることができるという点。

●もし、かばんのチェックインで空港で並ぶのも嫌だし、時間も有効に使いたいという場合は、機内持ち込み用のカバン1個だけで行くのも手です。自分の生活にとって何が本当に必要かが見えてくるし、物に囲まれた生活を見直せるそう。詳しくはこちらへ。日本的な技としては、タオルやシワになっても構わない衣類を布団圧縮袋の要領で真空パックしちゃう、というのもいいでしょう。

●つきつめていけば、小さなバックパック1つに、休暇で行く旅行に必要なものをすべて詰めることもできますよ。ミニマリズムを追求して「自分なら何が必要か」を検討してみるのもおすすめ。ちなみに、彼が突き詰めた結果に残ったアイテムは、「旅行券」「制汗剤」「 2本のショートパンツ」「 Tシャツ」「下着」「カメラ」なんだとか。詳しくはこちら

● もし、本当に少ない荷物で旅をしたい! という人で、そのために必要なものを現地調達してもかまわないのなら、作家のティム・フェリスさんが世界一周旅行に約4.5kgのカバンでどうやって過ごしたかをチェックしてみてください。詳しくはこちらのHOW TO動画リスト&写真をどうぞ。

旅先で荷物を減らすために「捨てる」という方法もありますよね。もちろん、ゴミを出すときはその土地のルールに従うことが前提です。

How to Pack Everything You Own in One Bag[NPR]

Adam Pash(原文/訳:阿久津美穂)

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