最近、コンビニ食材を活用したお試しレシピが、流行っていますね。お湯の代わりに牛乳をカップ麺に入れるなど、一見ありえない組み合わせが、意外に美味いこともあります。
その流れに追随して、今回は市販のレトルト缶を使った本格コース料理のレシピをご紹介。イギリスの一般紙「Guardian」のウェブ記事で、ロンドンのシェフYotam Ottolenghiさんが、コーン缶・牡蠣のスモーク缶・トマト缶・パイナップル缶を使ってコース料理を作る方法を教えてくれているんです。
オードブル : コーンのフリッター小麦粉、卵とコーン缶と混ぜ合わせ、植物油で揚げる。たまねぎや緑チリのみじん切りを加えてもグー。
メイン : シェルパスタのスモーク牡蠣ソースがけオリーブオイルでホワイトオニオンのみじん切りを炒める。
香りが出たら、切ったトマト缶を投入して、弱火で10~15分加熱。
最後に、牡蠣のスモークを入れ、トマトソースとよく和える。
シェル型のパスタにかければ出来上がり。あれば、彩りにハーブをどうぞ。
デザート : パイナップルのデザートグリルを5分程度予熱したら、パイナップルをクッキングシートに並べ、黒砂糖を上からかけ、グリルに入れる。
黒砂糖がキャラメル状にいい感じでこげたら、火から下ろす。
デザート皿に盛り付け、サワークリームやナッツでトッピング。
いかがでしたか? いずれも日本でも簡単に入手できる缶詰ですので、お試しくださいね。
また、Ottolenghiさんのお試しレシピは、グルメブログメディア「Claire Sellers at the Serious Eats」でも、レトルト缶を使ったコーンチャウダー、クラブケーキ、梨のスイーツなどの作り方が紹介されています。
あわせて一度こちらもチェックしてみてください。
Yotam Ottolenghi's three-course dinner in just four tins [The Guardian]
Five Star Meals in Just Four Cans [Serious Eats]
Kevin Purdy(原文/松岡由希子)
―手軽にできるごちそうメニューいろいろ』
缶詰クッキングの常識を変える、アイディアレシピ89。おいしい方程式つき。
谷島 せい子 (著) ¥ 1,470
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