日の出がだんだん早くなってきました。もう春ですね。
春といえば、「春眠暁を覚えず」。暖かい気候についウトウト...なんてことにならないためにも、1杯のコーヒーはありがたいものです。
さて、ビジネスパーソンにとって身近な飲み物のコーヒーですが、意外に、コーヒーとカフェインの関係については、あまり知られていません。
米スターバックスの共同創業者で米雑誌『Atlantic Monthly』のブロガー、Jerry Baldwinさんによると、コーヒーは豆の品種とブレンド方法がカフェイン含有量の決定要因だそうで、ある調査で90種類のアラビカ系品種をカフェイン量の比較検証を行ったところ、カフェイン含有率に0.42%から 2.9%までのばらつきが出たとのこと。一方、焙煎の深浅はカフェイン量とは関係がないらしいです。
そのほか、彼は、コーヒーとカフェインの関係について、以下の点も紹介しています。
● 豆の品種によって、カフェイン含有量がきまる
● アラビカ(Arabica)はロブスタ(Robusta)の半分のカフェイン量である
● 豆の焙煎度合いは、カフェインに何ら影響しない
● アラビカ豆で抽出したエスプレッソのカフェイン含有量は、1杯あたり平均70ミリグラム。ドリップコーヒー12オンスカップだと、1杯あたり平均200ミリグラム
コーヒーもなかなか奥深いですね。
みなさんは、どのコーヒーが好きですか? 朝のお目覚め用、仕事の合間のリフレッシュ用など、それぞれお勧めがあればぜひ教えてください。それではコメントをどうぞ。
Appreciating Coffee Like Wine [The Atlantic Food Channel]
Kevin Purdy(原文/松岡由希子)
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