しかし、ニューヨークタイムズでは「ただ植物=野菜を食べるばかりではなく、しっかり栄養をとれるように、料理のしかたにも工夫を」と提案しています。
オハイオ大学教授で栄養学に詳しいスティーブン・K・クリントンさんによると
いつでも野菜を生で食べるのが一番、というのは勘違いで、フルーツや野菜は、少し料理をすることで栄養価が高くなることもあるのだとか。生でそのまま食べるのが一番いいけれど、中には少し調理を加えるといい場合もあるそうです。
例えば、ニンジンを煮ると、ポリフェノールは減るけれど、代わりにカロテノイド(ビタミンAとなるカロチンなど)が増えるのだとか。また、コンロよりも、電子レンジを使ったほうがビタミンCが残るそうです。詳しくはこちらの記事でも。
もちろん、いつも「こうすれば栄養価が高くなるから、こうしよう」という風に料理の仕方を決める必要はありません。何はともあれ、野菜を食べるのは健康にいいのです。 ということで、煮たり、焼いたり、生で食べた...といろんな方法で野菜を料理して食べると、様々な栄養が摂れて身体にいい、ということを心に留めて料理しましょう!
Finding the Best Way to Cook All Those Vegetables [NYT]
Adam Pash(原文/訳:阿久津美穂)
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