私(米lifehacker編集部のKevin)は約10ポンドの減量に成功しました。と言っても、エクササイズやそのほか巷で流行っている方法のおかげではありません。肉の摂取量を減らすという「flexitarianism(セミ・ベジタリアニズム semi-vegetarianismの一種)」を実践しているだけです。これは新しいダイエット法ではなく、食に関するエントリーでもおなじみ、マーク・ビットマン氏が提唱するモノを試しまくってきた私が行き着いた方法。1日3食のうち、2食は肉類を食べない。これは効きます。

世に蔓延するダイエットの大半は、分かりやすいコンセプト(「炭水化物を食べるな!」のような)、単品ダイエットに見るような厳しい食事制限、サウスビーチ・ダイエット(慢性肥満の心臓病患者のためにマイアミで開発されたというダイエット法)のように、食品を「食べてよいモノ」と「悪いモノ」に区別する方法ですが...

これだけ。 朝食にはベーコンが欠かせない、というあなたにとって、これはもしかしたら神をも冒涜する行為? いえいえ、そんなことはありません。食べすぎを防ぐだけではなく、 エコロジーや現代の食糧生産事情に起因する、地球にも体にもやさしいダイエットなんです。 特にビーガン(完全菜食主義者)、有機志向のオーガニック主義者、地元産食品に関心が高い人は、日中だけベジタリアンになる「デイタイム・ベジタリアン方式」は向いているはず。
減量のカギは、カロリーや脂肪の塊である肉を食生活からどれだけ減らすかにかかっています(私の経験では)。大量生産の肉、レストランで出される温め直しの料理、パック売りの惣菜は、なるべく避けること。そう、これはダイエットと食事を心から楽しめるようになるという賢明なチャレンジなのです。
このビットマン式ダイエットを続ける私なりのコツはこちら:
■ 料理のレパートリーを増やそう:肉類をあまり使わない献立を考えるのに重宝するブログやサイトをご紹介します。「Meat Lite recipe series」 、「Serious Eats、VegKitchen」、「101 Cookbooks」のほか、レシピ本「Almost Meatless」もオススメ。豆腐、豆類、野菜で代用すれば万事OKなアジア料理もインスピレーションの宝庫です。
■ レストランで妥協しない:外食時には、ウェイターにシェフオススメのベジタリアン・メニューがあるか尋ねましょう。「サラダや前菜だけ」の食事より、しっかり食べることができ、不満の種を残さないはず。
■ ハングリー精神をもう一度:夕食を待っていられないほどの空腹感に突如襲われたときは、ポップコーンやアーモンドなどのヘルシーな間食で気を紛らわせがちですが、アーティスト批評によくあるように多少のハングリー精神は、悪いことではないんです。ちょっとの我慢が大切。
■ 信条ではなく、ガイドライン(指針)である:ランチにステーキのお誘いを受けた時は、どうぞご遠慮なく! 夜をベジタリアン食にすれば良いだけです。ただし、お肉は適量に留めること(過去記事deck of cards参照)。鶏肉ならなお良し。強制ではなく、あくまでも「少しだけお肉、のススメ」ってことで。日中はベジタリアン、夜に肉を少量だけ、という食生活を続けているうちに少食になっちゃいますよ。

するだけでなく、運動することも肝心です。体に良いと思うことを生活習慣に取り入れるためには、ルールはシンプルなのが何より大切ですから、あまりルールに縛られないようにしてください。
このダイエットを体験済みの方、耳よりな情報を知っている方、アドバイスを是非お願いします!
Kevin Purdy(原文/kiki)
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