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体重を減らしたり、健康的な食事でちょうどよい体重をキープする要因や、その方法はたくさん紹介されています。そんな中、ブログ「HealthAssist」では、今まで思っていた以上に「ゆっくり食べる」ことは利点があると指摘しています。

身体は、満腹感を得るまで時間が必要なので急いで食べてはいけない、とかというよく聞く話に加え「インスリン耐性」と他の要因が、ゆっくり食べることの重要性を裏付けているとのこと。

食べる量とスピードは有名な「フレンチ・パラドックス(フランスの逆説)」の理由のひとつです。この逆説は、同じようにカロリーが高く脂肪分が多い食事をしているにもかかわらず、アメリカ人よりフランス人のほうが心臓病や肥満が少ないという現象です。それに関して「フランス人はアメリカ人より長い時間をかけて少ない量を食べる」という報告があります。また、日本人の研究者が、最近、食べるスピードとBMIや肥満との強い関係を明らかにしました。

また、他にも日本人の研究で、早食いは糖尿病と心臓病の可能性を高めるインスリン耐性と関連があることが明らかになっています。また、早食いはメタボリック症候群になるリスクも高めるとか。ますます、ゆっくり食べたほうがよさそうですね。ネタ元では他にも、消化に良い、食べるのがより楽しめる、などのゆっくり食べる利点を紹介しているので興味のある人は読んでみてください。

なお、米lifehacker編集部のケビン・パーディーさんは、飛行機の遅れで午後2時30分までご飯を食べられなかったことがあったそうですが、その時、楽しい会話をしながらゆっくり食べた、たった1個のサンドウィッチとダイエットコカコーラの腹持ちの良さにびっくりしたそうです。

みなさんは忙しい中でどうやってゆっくりご飯を食べていますか? それとも、食べるスピードなんて関係ないと思いますか? コメントをお待ちしております!

9 Strong Reasons To Eat Slowly [HealthAssist]

Kevin Purdy(原文/訳:阿久津美穂)

 

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