神経科学者のウイリアム・フィッシュベインさんによると、睡眠は情報を記憶したり、新しいスキルを身につけたり、物事を推測したりする能力を高めるそうです。
科学に関するニュースのウェブサイト「Physorg」には、フィッシュベインさんと大学院生の研究グループが、英語を話す大学生を対象に、昼寝をする場合と、しない場合でどれだけ漢字を覚えられるかを実験した結果が紹介されています。
まず、20人の英語を話す大学生に2文字で表現される「姉妹」などの漢字のリストを渡しました。そして、そのうち半分の学生が昼寝をしました。そして、昼寝をした学生が起きてから、今まで見たことのない漢字を使った選択式のテストをしました。すると、昼寝をした学生のほうが昼寝の前に覚えた漢字リストとの関連性に気づき、正しい答えを選ぶ確率が高かったのです。
ということで、やはり昼寝は良いんですね。これに加えて、ぜひライフハッカーの過去記事の「睡眠のクオリティを高める10の方法」もチェックしてください。
Nap without guilt: It boosts sophisticated memory[Physorg.com]
Gina Trapani(原文/訳:阿久津美穂)
【関連記事】