いま最も熱いPCと言えば、ネットブックではないでしょうか?
さまざまなメーカーから競うようにマシンがリリースされているので、ユーザーは自分の好みに合うマシンを選ぶことができます。私も多分に漏れず、サブマシンとしてAsusの「EeePC 1000H-X」を購入して活用しています。
ネットブックは、インターネット用途をメインとして、割り切った仕様のモデルが多いため、2台目の用途して利用される事が多いと思いますが、こうした用途の場合、メインマシンとデータ共有が快適に利用するコツになると思います。そこで、メインマシンとのデータ共有をテーマして、ネットブックを快適にしてくれる、お気に入りのネットサービスを紹介したいと思います。
ネットサービスの紹介は、続きで。
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■オンラインストレージ「Dropbox」 ネットブックの場合、記憶装置の容量不足を補うために、Windows Live SkyDrive等のオンラインストレージサービスを活用する方法が考えられますが、記憶装置の空き容量に余裕があり、違ったサービスを使ってみたいと思ったならば、「Dropbox」はいかがでしょうか?「Dropbox」のクライアントソフトをインストールすると「マイ ドキュメント」の中に、以下の機能を持つ「My Dropbox」というフォルダが作成されます。
・複数のPCにまたがって、ファイルを自動同期する機能。
・特定のメンバーとファイルが共有できる機能。
・誤ってファイルを上書き・削除してしまった場合に、元に戻せる機能。
メインマシンと同期したいファイルを、このフォルダに保存するように心がければ「しまった。ファイルが無い」とか、どちらかのマシンで、勘違いしてファイルを上書きしまった時に、元に戻すことが出来るので活用出来ると思います。私は、作成中の資料や原稿などを「Dropbox」経由で扱うようにしています。
また、ライフハッカーでも紹介されましたが、KeePassのデータベースを「Dropbox」に保存すれば、メインマシンとネットブック間でパスワードを同期するような活用方法も考えられます。
「Dropbox」は、ローカルディスクにデータを保存し、専用ソフトでサーバーのストレージに対して、同期/バックアップを行うので、ネットワークに接続されていなくても利用することが可能です。
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■オンラインメモツール『Evernote』 PCを、メモツールとして活用している方も多いかと思います。私は、ミーティングには必ずPCを持ち込んで、メモを書き留めたり、必要であれば、その場で調べ物してミーティングを進めるような使い方をしています。
メモ書きだけならば、テキストエディタと先で紹介した「DropBox」の組み合わせで使えば、メインマシンと同期が取れますが、後々の整理や書き貯めたメモの検索する等の使い方を考えると、使い方に則した仕組みが欲しくなります。
そこで、『Evernote』の出番です。
これは、Windows、Mac OS X, WindowsMobile, iPhone向けの専用クライアントが配布されています。このクライアントソフト使えば、メモに、作成日、更新日、タイトル、タグを付けて管理でき、書き留めたメモを検索することも可能です。また、作成したメモは、サーバーと同期するので、メインマシンにも専用クライアントをインストールしておけば、同じ内容で同期することも可能です。
Evernoteのクライアントもネットワークに接続されていなくてもメモを取ることができます。
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紹介したネットサービス以外にも、ネットブックをより快適にするサービスが存在していると思います。ライフハッカーの読者の皆さん、お気に入りのサービスがあれば、コメントで紹介していただけませんか? よろしくお願いします!
(傍島康雄)
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