ヒューレット・パッカード、Dell、Lenovoは起動して30秒以内でウェブ、メールなどの基本操作ができるようにしています。「Windowsのソフトウエアは起動に時間がかかる」と苦情を言われることが多いマイクロソフトでさえも、ブログの中で次のバージョンについて「起動まで15秒以下でできるシステムが良いシステムだと言える」と述べています。ちなみに現在は、Windows全体の(たった)35%が30秒以内で起動するVistaを使っているとのことです。
米lifehackerのジーナ・トラパニ編集長が自分のデスクにあるPCとMacでテストしたところ、なぜみんながシャットダウンをしたがらないのか、その原因が分かった、とのこと。MacBook Pro (2.16GHz, 3GB RAM)ではログインスクリーンまで38秒だったのですが、(明らかに古そうな)Windows XP (2.39GHz, 1GB RAM)で動くPCは、1分5秒かかりました。ううむ、ちょっと長いですね。だからシャットダウンせずに、スリープ状態にしたほうがいい、とみんな判断するんですね。
さて、みなさんはどうですか? コンピュータの起動からログインまでどれくらいかかるかをはかり、その結果を教えてください(ただし、オートログインにはしないようにしてください。こうすると、いろんなプログラムが自動的にスタートするようになってしまい、ジーナさんのMacではさらに1分余計に時間がかかったそうなので)。
あなたのコンピュータでは、起動してログイン画面が出てくるまでどのくらい時間がかかりますか?
ちなみに、起動するまでにみなさんはどんなことをしていますか? シャットダウンせず、ずっとスリープ状態にしておきます? それとも、コーヒーを淹れに行く? 今日のスケジュールの確認? サンドウィッチを作りに行く? みなさんが何をしているか、コメント欄に書いて教えてくださいね。
In Age of Impatience, Cutting PC Start Time [NYT]
Gina Trapani(原文/訳:阿久津美穂)
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