そんな疑問に答えてくれるのは、キャリアアドバイザーのペネロペ・トランクさん。「みんなの給料を公開するのは、いいこと!」と言い切ります。
みんながお互いの給料を知るようになると、働いている人それぞれが、会社にとっての自分の価値をちゃんと認識できるようになります。もし、会社側が給料の査定を100%正確におこない、その給料が明確に、働いている人の価値を表しているなら、公開して損することはなにもないですよ。でも、給料を公開するなんて、やっぱりみんなが困りそう。給料が低い人は怒るし、給料が高すぎる人は怖がるし、そのどちらでもない人たちも、おろおろするし。でも、トランクさんが言う通り「高い給料の人には高い期待をする」というのはいいことかも。「これだけ給料もらっているのだから、もっと高度な仕事を」と堂々と言えるかもしれないし、もしも自分の給料が低く感じたら、自分の価値やできることについて、他の人と比較した上で「ここまで上げられるはずでは?」と交渉もできるし。
でも、給料の公開で社内が混乱するのは必至。みんなが自分の給料に満足する、なんてことは絶対おこらないはすだし...。このリスクを負っても、給料は公開すべきでしょうか?
以下、アンケートにお答えくださいな。
トランクさんによると、給料の公開は、みんなの仕事内容を把握できる小さな会社のほうが、大企業よりもやりやすいそう。でも、マネージャー以外に、鳥の目でみんなのことを見て、その価値を判断する、なんてできるのかな?
この問題について、みなさんはどう思いますか? コメントをお待ちしています。
Figure out how much you should be paid [Brazen Careerist]
Gina Trapani(原文/訳:阿久津美穂)photo by penelopejonze