昨年、ペンシルバニア州立大学の研究者はこの20年に計1万3000人を対象におこなわれた、「在宅勤務に関する46の研究」を分析しました。多くの研究結果から導きだした結論は、「在宅勤務は、自律性に良い影響があり、家庭か仕事かをめぐる争いをやわらげ、仕事の満足度や能力を高め、仕事を辞めたい気持ちやストレスを低くする」というもの。たった1つ考えられる欠点は「在宅勤務者と本部で働く人々の関係がうまくいかないことがあるかもしれない」ということです。この大きな要因は本部で働く人々の嫉妬心。まずこの問題の解決策を考えるのが重要です。
いくつも支店をかかえる大企業には、このアドバイスは関係ないかもしれないけれど、もし、みなさんの会社で在宅勤務をしたい(まずは週1、2回でも)と上司に主張したい場合は、この記事を参考に見せると役立つかも。
Home Sweet Office: Telecommute Good for Business, Employees, and Planet [Wired]
Gina Trapani(原文/訳:阿久津美穂)
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