自分の家を持っている人は、みんながみんな、これからも自分の家に住み続ける価値はないのです。賃貸だっていいのです。でもアメリカ人にとって「家を失う」という考えは、政治的に受け入れがたい。その理由は、アメリカには「家を買って所有しよう」という考え方が深ーく浸透しているから。両親から家を買うことを勧められ、20代で家を買った人は友人から感激され、政府は家を所有している人の税金を一部控除しています。家を持つことは、アメリカンドリームなのです!本当は、この人生最大の買い物の前には入念なリサーチをする必要があるのに...。
その他の「大統領選挙の討論で言えないこと」は、
- 景気が良くなる前にもっと大変な時がくる
- 家を持っている人は自分の家の価値を過大評価している
- アメリカ人の節約意識はまだそんなに高くないから質素な暮らしに切り替える余地はある(数年で自動車を買い替えたり、週に5回外食したりするのが普通だと思っているうちは...)
The Truth: What Obama and McCain won't tell you about your money [I Will Teach You To Be Rich]
Gina Trapani(原文/訳:阿久津美穂)
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