1.資産の運用方法を大幅に変更する

もしファイナンシャルプランナーが自分が市場がどうなるかの予測に基づいて大きな変更をしたほうがいい、と電話をしてきたら、その人との取引はもう辞めたほうがいいです。プランナーは、本来はお客様であるあなたの目標、プランに沿って物事を進めるべきなのだから。もちろん、小さな変更はいいけれど、大きな変更はダメ。何回かはうまくいくかもしれないけれど、その後には悲劇が待ち受けています。

今日も今日とて、下がり続ける株価をチラ見しつつ、残る8つの「FPに見切りをつけるべき前兆」を以下からどうぞ。

 

  1. 投資のオススメの前に、あなたの個人的な目標やスケジュールを聞かない(もちろんスタンダードプランはあるけれど、あなたのことをしっかり知った上で、一緒にプランを作るのが前提です)。
  2. 1社の商品のみを勧める(いろんなファンドや投資手段を組み合わせず、1社のみを勧めるなんて、その人にバイアスがかかっていない、とは言い切れない。だから危険です)。
  3. 文書のでファイナンシャルプランや目標などをもらっていない(投資商品は必ず詳細が書かれた目論見書等を受け取る必要があります)。
  4. 「もっと投資額を増やしたほうがいい」とプレッシャーをかけてくる。
  5. プランナーのおすすめする内容が、あなたの目標に合わない。
  6. コンタクトをとりたい時に、コンタクトをとれない(大変な状況に陥った時に連絡が取れなかったら、困ります)。
  7. 常にめまぐるしく、投資の内容を変えている(本当に良いプランナーはゆっくりと確実に投資を動かし、お金を得るものです)。
  8. プランの内容が良すぎる(ちょっとした脱税になりそうなことや今まで聞いたことがないような手法が入っていたら要注意。あとで困るのはあなたです)。

いかがだったでしょうか? 日本ではまだ一般的ではないかもしれませんが、もしファイナンシャルプランナーとともに投資をおこなうことがあったら、このアドバイスを参考にしてくださいね。みなさんの体験談もお待ちしています。

9 Signs You Need to Fire Your Financial Planner[Wise Bread]

Kevin Purdy(原文/訳:阿久津美穂)

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UPDATE:誤植を訂正しました。ご指摘コメントありがとうございます!