古いカメラで撮影された写真を好む人ってたくさんいらっしゃいますよね。

1950年代くらいから一般市場に洪水のように押し寄せてきたカメラ人気。プラスチックの本体に安いレンズをぶら下げただけのものだったとしても、そのカメラで撮影された写真はその時代の記録となり、その時代の記憶となって残っているわけで。暗めのビネット、大げさな色合い、ピンボケの写真は時代の色として今も多くの人々の心に語りかけ続けています。とはいえ、いまさら日曜日のフリーマーケットを毎週チェックしてその当時のカメラを探す、とか最近の高価でトレンディなカメラにお金を浪費する必要はないのです。

デジタルフォトグラフィースクールコミュニティーのメンバーであるFrank Lazaroがデジタル画像をヴィンテージ風に変身させる術をまとめたものがありますので、それをご紹介。『Photoshop』を使ったワザで、『Photoshop』を使い慣れているユーザ向けに書かれているのですが、特に『Photoshop』に限定されるワザではないので記述されているワザに一工夫すれば『GIMP』などの画像編集ソフトでも十分楽しめるかと思います。「ヴィンテージ効果はちょっと試してみたいけど、わざわざ自分で加工してまでなぁ」という方は「幕末古写真ジェネレーター」で簡単ヴィンテージ加工を楽しんでみてくださいな!

懐かしくもなんともない写真でもちょっとおセンチ(死語)になれるかも。

 

How To Make Digital Photos Look Like Lomo Photography [Digital Photography School via GeekSugar]

Jason Fitzpatrick(原文/まいるす・ゑびす)

 

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