「カルシウム味」が第5の味覚として増えるかも、というニュースもありましたが。
昔からおなじみの「苦味」、特に薬の苦味は子供時分には苦痛でした...。いまじゃなんとか我慢できますが、世の中は広いもので、とんでもなく苦い薬ってのもあります。また「粉薬の舌に残る感じが苦手」という人もいるかと。オブラートという手段もありますが、ここはひとつライフハッカーらしく、どこでも手に入るもので「良薬口に苦し」のことわざを克服する方法を2つ紹介します。
その1:氷を口に入れ、舌を冷やしてから、薬を口に入れて飲む
氷で冷やすことで、味覚を感じる「味蕾」の感覚を軽く麻痺させることができるそうです。ちなみに「舌の位置によって、感じる味覚が異なる(苦味は舌の付け根近くで、甘味は舌の先で感じる、など)」というのは間違いらしいので、舌をまんべんなく冷やしましょう。
その2:
- うがいをする時と同じ程度、口に水を含む
- そのまま、うがいと同じ要領で上を向く
- 舌に当たらないよう、のどの奥にたまった水溜りへ粉薬を投入
- 上を向いたまま水と薬を飲み込む
これは個人的に使ってる方法なのですが、カナリの粉薬に対応できます。舌に付かなければ味を感じることはありません。コツは「粉薬を入れたらすぐに飲み込む」。水に包まれた状態で飲み込めば、苦味もざらつきもありませんよ。粉薬の苦手な方は、ぜひお試しください。
(常山剛)
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