完全に間仕切る、というよりも、緩やかに仕切る、という感じでしょうか。限られたスペースの中に仕事場を設ける時には、閉ざされた一室ではなく、このような気配を感じる間仕切りにしてもいいかもしれません。オープンと独立、解放感とプライバシー、そんなメリハリの効いた暮らしを演出してくれます。

読者Tom Robbrechtさんは自宅の仕事場と、リビングルームをきっちり分けるのではなく、広々と感じられる空間にしたかったそうです。

そこで、視覚的に仕切りながらも空間の広がりはそのままに、心理的な間仕切りとしてカスタムメイドの机と仕切り壁を組み合わせることに。机は自分自身で設計し地元の木工師に依頼、オーク材を用いてこだわりをカタチにしてもらいました。

ビルトインコンセントを取り付けているので、iMacやビデオ、オーディオなど机周りの配線の接続で困ることもありません。目隠しの役目を果たす仕切り壁の収納にはファイル類やオーディオ機器が納められています。

 日当たりが良く自然光がたっぷりと入ることも利点のひとつで、開放感も抜群。東向きの窓はパティオに面しており、コーヒー片手に出入りも簡単です。奥様やクライアントと歓談したり、一息ついたりするお気に入りのリラックススペースの画像はこちら。

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きつい仕事の後には、2脚ある皮製リクライニングチェアに座ってワインを飲んだり音楽をかけたりして、寛いでいるって話です。柔らかなアーストーンの色調に明るい色合いの木製色の家具類が織りなす空間は、心休まるだけでなく、働く歓びも実感できそうですね。

Earth Tones and Built-Ins: An Open and Integrated Workspace [Lifehacker Workspace Show and Tell Pool]

Jason Fitzpatrick(原文/訳:kiki)