アメリカ人は、年間で280億本もの使い捨てペットボトルを消費していて、そのうち8割は埋め立てられているのだそうです。
ここまで膨大な数だと、環境への影響も気になりますよね。それに、ほとんどのペットボトルで使われてりいる、プラスチックのポリカーボネートやエポキシ樹脂などの原料「ビスフェノールA」が含まれているのも心配な点。というのも、ビスフェノールAは癌、肥満、糖尿病などへの影響があると言われているんです。
もちろん、企業側もこのビスフェノールAを少しずつ減らしてはいるけれど、対策を待っているよりも、水筒に切り替えるのはどうでしょう? ということで、ブログ「The Good Human environmental awareness」には、どのボトルが一番良いかのランキングが載っています。それによると、1位は、ステンレス製の水筒です。
このブログによると、ステンレスは、成分が溶け出すこともなく、割れにくく、しみも匂いもつきにくくく、水がおいしく感じられます(少なくとも私たちが使っている水筒では)。ハイキングや直射日光のあたる場所に持って行ってもしばらく冷たいままです。
ちなみに、他のおすすめは、Siggのアルミニウム製のボトル。ポリカーボネート製のアメリカで人気のボトル(日本でもアウトドアショップなどでよく売られています)は、ビスフェノールAの問題からやめておいたほうがよいそうです。お財布にも地球にも、身体にも優しい水筒ライフを始めるのに、参考にしてみてくださいね。
How To Choose A Safe Reusable Water Bottle [The Good Human]
Jason Fitzpatrick(原文/訳:阿久津美穂)
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