それぞれの状況でどんな風に考え、より素早く適切な反応をするためにはどうしたら良いのかはアドリブ俳優に聞けば良い、という話がCNN Living and Real Simpleに掲載されていたのでご紹介。常に相手の創り出す環境に自分を合わせ、適切な事を言わなくてはいけない、という術は職場での人間関係の構築にも役立つかも? 

気になる内容の一部を紹介すると。

自分のグループにいる他の人を立てろ。

これはどういうことかと言うと、他人がいない状況では自分は引き立たない、と言うことです。アドリブを行うにしても一緒にその世界を作ってくれる人がいなければ意味がないわけで。相手を信頼すれば信頼するほど、他人が引き立ち、それは自分自身に戻ってくるのです。

なるほど。周りの人間をかっこよく見せることによって、自分も必然的にかっこよく見えるように仕向けていく。いくら自分ひとりだけがかっこよくても、周りの人がかっこよく見えていないと、結局のところ台無しですしね。

他にも相手が言ったことに同意し、繰り返し、さらに補足を加える"Yes... and"アプローチなんかも会話術としてなかなか興味深いアイデアではあります。

気になる続きは以下からどうぞ。

 これは例えば、

A君:昨日のU2のコンサートは最高だったね。

B君:そうだね、昨日のU2のコンサートは最高だったね。やはりBONOはかっこいいよね。

A君:そうだね、やはりBONOはかっこいいよね。何度見ても感動するよね。

B君:そうだね、何度見ても感動するよね。また是非観にいきたいね。

A君:そうだね、ぜひ観にいきたいね。昨日のコンサートも見に行きたかったね。

B君:そうだね、観にいきたかったね。本当に残念だよ。

A君:本当に残念だ。

という感じで、お互いの話を繰り返した後、必ず一行加えていくことによって会話を発展させる、というもの。実生活でやるところを想像すると、ちょっとウザイですが。アイデア出しの会議なんかでやると、強制的にアイデアが出るので役に立つかも知れないですね。

アドリブ法を実際に役立てる方法を実践してる方は、どんなことをやっているのかぜひ教えてください!

How to think faster, better on your feet [CNN Living]

Adam Pash(原文/まいるす・ゑびす)

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