カルフォルニア生まれ・Belkin社製のタイマー付き電源タップは、スケジュールに応じて6個~8個の電気機器を自在にスイッチ・オンオフできるスグレモノ。電源を切ってあるにもかかわらず待機電力を消費している吸血鬼のような電気機器が、あなたの財布から吸い出している電気料金を大幅に節約できます。

この電源タップの特徴は、電源タップに繋がれた、タイマー。写真の上側にちょこんと見える、小さいやつです。この使い方はと言うと...

 仕事が始めるときに、ケーブルでつながれたスイッチを押して6つのコンセントにつながったタイマーをオンにします。スイッチをオンにすると予め「11時間」に設定されたOFFタイマーがスタート。仕事をしながら11時間が経過すると、スイッチ上のLEDが点滅します。もっと使い続けたい場合には、もう一度ボタンを押せば、次の11時間分もタイマーが作動します。もしもう電源が切れてもいいようなら、ボタンはそのままでOK。この6個のコンセントは、ボタンを押してから11時間経つと自動的にシャットダウンします。ただし、7番目と8番目のプラグは、どんなときであろうと電源供給が絶たれることがありません。ですから常時電源に接続していなければならないようなもの(例えばサーバとして使っているPCなど)は、ここにつないでおけばOKです。

このデバイスは非常にシンプルにできています。とはいっても、実際には多少複雑になっているんですけどね。11時間のタイマーというのは、あなたが仕事場にいる時間を推定しているのです。実際に11時間以上仕事場にいるということは、あまりないだろうという想定の下に、ということですね(1日12時間以上働いているみんな、ごめんね!)。もう少し長時間タイマーを動かしておければ、ま、確かに便利ではあるでしょうけれどもね。

こちらの電源タップ、残念ながら日本では未発売。下に置いてある、コンセントタイマーと電源タップを組み合わせればなんとかなりそうですが、タイマー付き電源タップ、ぜひとも日本でも発売して欲しいモノです。

Conserve Surge with Timer [Belkin via Gizmodo]

Adam Pash(原文/訳:粟野雅子)