正直なところ、デスクでPCに向かってカタカタ何かやっているからって、必ずしもマジメに仕事してるとは限らないですよね。
ちょっとTwitterのぞいちゃったり? メールチェックしちゃったり? ...わかります、だってPCの中には誘惑がいっぱい詰まってますもんね...。
以前、過去記事「カフェインとカロリーのビミョーな関係、早見表」でもご紹介した、何でもビジュアル化しちゃう職人のDavid McCandlessさんによるウェブサイト「Information Is Beautiful」では今回、こちらの問題を真摯に正直に、そして美しくビジュアル化しました。
題して「気が散るデジタル・ヒエラルキー」。
「やらねばならぬ仕事」から脱線せよと誘惑してくるさまざまなデジタルデバイスやサイトが列挙されており、ピラミッドの上にいくほどその「誘惑度」「気が散る度」が強いことを表します。
iPhone、Eメール、Twitter、skype ...心当たりのある項目が並びますが、同じ項目でも誘惑度の強さは違います。たとえば「Twitter」では、いちばん誘惑度が強いのは「Twitterati(膨大なフォロワーを抱えるTwitterエリート)からRTされる」こと。次いで「イケてる他人にRTされる」「小さい写真でよくわからないけどイケてる風な他人にRTされる」「友人にRTされる」...と続きます。正直者ですねDavidさん!
「Eメール」では圧倒的トップが「大量解雇のお知らせのメール」、次いで「恋人からのラブメール」「子猫の動画へのリンク入りメール」などが続きます。うむ、たしかにこれは気が散ってしょーがないですね。海の向こうのDavidさんに非常に共感がわきました。
ちなみにこのピラミッドの頂点に燦然と輝いている項目は「嫁がPCからあなたを引っぺがすべくPC電源を切る」でした。もはや「気が散る」というレベルではありませんが、たしかに最強です。
この図の全貌はこちらからどうぞ。The Hierarchy Of Digital Distractions [Information Is Beautiful via Digital Inspiration]
Kevin Purdy(原文/訳:吉川晶子)