1日5時間、マットレスで眠っているとしたら、1年で約1825時間=76日はマットレスの上で過ごしていることになります。
そう考えると、マットレスを買うにはしっかりとしたリサーチが必要な気がきますね。社会人になり立てだったころは、「予算も無いし、寝られりゃOK」とばかり、若さでカバーできたけど、さすがに30年近く使ってきた体ではリカバリーも難しくなってきたような...。でも、マットレスって意外と高いんですよね。安物買いの銭失いは避けたいけど、高すぎるのも懐が痛い。
という方に、一家でマットレス・ビジネスに携わっている友人から聞いたという「プロが勧めるマットレスの買い方のコツ」がGetRichSlowlyに紹介されていましたので、参考にどうぞ。
購入前にチェックするポイント&心構え
- 少なくとも30日間のお試し期間がある、ということを確認すること
(例:ここやここのように30日試せるお店は日本にも結構ありますよ)
- ベッドの使用耐久期間は、10年だと心得るべし。
(もちろんもっと長期で使えることを謳っているものもありますが、いまの場所にそんなに住み続けているか? ということも考えると、10年くらいが適当でしょう)
- ベッドというのは高いものだと思うべし。
(安いのには、ちゃんと理由がある)
- 「薄型のボックススプリング」がないかどうか聞いてみるべし。
(ボックススプリングとは、マットレスの下に敷く、バネ入りの台のこと。シモンズの商品ラインでは薄型【13cm・台座付き】と標準【19cm・台座無し】とがあり、厚さの違いと台座の有無による機能の差は無しとのこと。だから薄型がオススメ。)
- 返品保証には「マットレス保護カバー」あるいは「マットレス・パッド」の購入がセットの場合もある。
(返品時にヒドイ汚れが付かないように、カバー購入が条件になっていることも。また、返品対象がマットレスのみだったりすることもあるので、事前にチェックしよう)
選ぶときに思い出すといいTips
- 店であまり気に入らなかったベッドは、家に持って帰っても好きになることはありません。
- 夜中に暑いと感じることがあるなら「天然繊維」のものがオススメ。
- 販売スタッフが「コイルの数」みたいな「数字的なスペック」について話し始めた場合、実際にはその人はそのことについては全くわかっていません、ただあなたにそのベッドを売ろうとしているだけ。
- スプリング入りのマットレスを探しているのなら、そのベッドがどの程度の「エッジ・サポート(フチ部分の強度)」があるかを聞いてみるとよい。この質問が販売員の知識を計る物差しになる。
- もし店員が「お安くしますよ!」とすぐに言い出した場合には、その店は値段はぼったくり価格。
マットレス選びの基本的なポイントはフランスベッドのサイトやAll about「腰痛予防のマットレス選び」も参考にしてください。
Jason Fitzpatrick(原文/訳:粟野雅子)