素晴らしいワインをプラスチックカップから手吹きの鉛クリスタル・ガラスまで様々なグラスでテイスティングしたところ、説得力のある結果になりました:何にワインを入れるかは、ワイン自体と同じくらい重要です。例えばこのワイン。26ドル相当のEギガルのシラー/シラーズ種「 E. Guigal Saint Joseph Syrah」(2005年)はプラスチックカップで飲むとウェルチのグレープジュースのような味がしました。ピノ・ノアール用に開発されたグラスで飲むと、酸味が強くアルコールっぽい感じがして粗さが口に残りました。しかしリーデル社のシラーズ種向けグラスだと、赤くて黒い果物とチョコレートの香りがしてサテンと同じ位滑らかな口当たりでした。

そして飲み比べとワインセミナーに通った結果、筆者(Deb Harkness氏)が辿り着いた結論は...

○プラスチックカップはなるべく避け、グラスで飲む

筆者は18個で20ドル程度のグラスをパーティーの時に使っています。より多くのゲストに楽しんでもらいたいなら、洗う手間や取り扱いなどを考えても断然こっち。

○グラスの厚みは薄い方が良い

破損しやすいからと、厚いグラスばかり家にありませんか? グラスが厚いと、グラスがワインの味わいを邪魔しますよ。

○ワイングラスはボトルと同程度にお金を掛ける

筆者が良く飲むのは15ドルから20ドルのワインですが、リーデル社の提唱に基づき、4個で60-80ドルのグラスで飲んでいます。ご自分のワインの価格帯に合わせて、チョイスしてください。

○それぞれのワインに合うグラスを全て買いそろえる必要は無し

好みのぶどう品種に合うグラスに重点を置きましょう。筆者の場合はピノノワール/ソーヴィニヨン ブランですが、大事なのはグラスに並々と注がずボウル(丸い本体)に空間を残すこと。

他に、「気持ち酔く」ワインを楽しむためのコツなんてご存知でしたら、コメントでよろしくどうぞ。

Wine and Plastic Cups: Not a Perfect Pairing [via TheKitchn]

Jason Fitzpatrick(原文/訳:kiki)